ステンレス鋼の組織は、オーステナイト系,フェライト系,マルテンサイト系,二相系,析出硬化系など多岐に渡っており、それぞれに特徴ある加工性,耐食性,耐熱性等の特性を示す。最近ではそれらの機能を極限にまで向上させる研究が進み、従来の常識を超える材料も開発されている。本シンポジウムでは特にステンレス鋼の加工機能に着目した最先端の材料,加工性向上技術,利用技術を紹介するとともに、その機能向上メカニズムについて討議を行います。
1.日 時: | 2006年3月22日(水) 13:00~17:00 | 2.場 所: | 第151回春季講演大会 第13会場 (早稲田大学 大久保キャンパス 53号館201教室) 〒169-8555 東京都新宿区大久保3-4-1 |
3.プログラム: | 座長 宇城 工(JFEスチール) | 13:00~13:05 | シンポジウム趣旨説明 | 細井祐三(名大名誉教授) | 13:05~14:00 | 高窒素添加オーステナイト系ステンレス鋼の機械的性質と加工特性 | 片田康行(物質・材料研究機構) | 14:00~14:25 | ガスケット用ステンレス薄板の開発 | 安達和彦(住友金属工業) | 14:25~14:50 | 冷間加工性を改善した析出硬化型ステンレス鋼の特性 | 清水哲也(大同特殊鋼) | 15:00~15:25 | オーステナイト系ステンレス鋼の板成形解析-FEM解析に使用する材料特性 | 道野正浩(日本金属工業) | 15:25~15:50 | 軟質低加工硬化型準安定オーステナイト系ステンレス鋼 | 鈴木 聡(日新製鋼) | 15:50~16:15 | 高成形性ステンレス鋼板 | 秦野正治(新日鐵住金ステンレス) | 16:15~16:40 | フェライト系ステンレス鋼の高加工性化 | 矢沢好弘(JFEスチール) | 16:40~17:00 | 総合討論 |
4.参加費: | 1,000円(テキスト代含む)。事前の申込は不要です。 |
| 問合せ先: JFEスチール(株) スチール研究所 宇城 工 TEL:043-262-2421 FAX:043-262-2031 E-mail:t-ujiro@jfe-steel.co.jp |
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