体心立方相を主体としたチタン合金は、最近の研究により、室温強度のみならず、高温特性、生体親和性、超弾性特性、形状記憶特性などにも優れていることが判明した。本成果報告会では、チタン研究会メンバーが中心となり、このような体心立方系チタン合金の新しい展開に係わる最新の研究成果を述べる。
1.日 時: | 2006年3月21日(火) 9:00~12:05 | 2.場 所: | 第151回春季講演大会 第17会場 (早稲田大学 大久保キャンパス 52号館304教室) |
3.スケジュール | 9:00~ 9:05 | 開会の挨拶 | 研究会主査 萩原益夫(物材機構) | 座 長 竹元嘉利(岡山大) | 9:05~ 9:25 | 低プライス生体用Ti-Cr系合金の開発 | ○池田勝彦、宮脇 寛(関西大) | 9:25~ 9:45 | メカニカルアロイング法による微細粒β型チタン合金の創製 | ○土山聡宏(九大) | 9:45~10:05 | Grain growth behavior under superplastic deformation in yttrium added α+β type Ti-4.5Al-6Nb-2Mo-2Fe alloy | ○B. Poorganji, T. Murakami, T. Narushima, Y. Iguchi and C. Ouchi(東北大) | 10:05~10:25 | Ti-Mo系合金の結晶粒径と形状記憶・超弾性特性に及ぼすSc添加の影響 | ○前嶋貴士、牛丸智史、岩永泰弘、西田稔(熊本大) | 座 長 大内千秋(東北大) | 10:40~11:00 | β型Ti合金の弾性挙動と予加工の影響 | ○竹元嘉利(岡山大) | 11:00~11:20 | β型チタン合金の相変態におよぼす応力負荷の影響について | ○助台榮一(岡山理科大) | 11:20~11:40 | 陽電子寿命法によるTiNi合金のマルテンサイト変態前駆現象の研究 | ○荒木秀樹、勝山仁哉、水野正隆、白井泰治(阪大) | 11:40~12:00 | Ti-Mo-Al合金の疲労と組織の関係 | ○逸見義男(神鋼) | 12:00~12:05 | 閉会の挨拶、今後の予定など |
| 問合せ先: 〒305-0047 つくば市千現1-2-1 物質・材料研究機構 高比強度材料G 萩原益夫 TEL. 029-859-2528 FAX. 029-859-2501 E-Mail:HAGIWARA.Masuo@nims.go.jp |
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