体心立方相を主体としたチタン合金は、最近の研究により、室温強度のみならず、高温特性、生体親和性、超弾性特性、形状記憶特性などにも優れていることが判明した。本成果報告会では、チタン研究会メンバーが中心となり、このような体心立方系チタン合金の新しい展開に係わる最新の研究成果を述べる。
1.日 時: | 2006年9月16日(土) 9:00~12:15 | 2.場 所: | 日本鉄鋼協会第152回秋季講演大会 第13会場 (新潟大学 工学部104号室) |
3.プログラム | 9:00~9:05 | 開会の挨拶 | 研究会主査 萩原益夫(物材機構) | 座長 小林千悟(愛媛大) | 9:05~9:30 | 生体用β型チタン合金単結晶の変形・疲労挙動に及ぼす相安定性の効果: | 中野貴由、萩原幸司、馬越佑吉(大阪大)、新家光雄(東北大) | 9:30~9:55 | 窒素添加β型チタン合金の超弾性挙動: | 富尾悠作(東北大院)、古原 忠(東北大)、牧 正志(京都大) | 9:55~10:20 | COガスを用いたチタン及びチタン合金の表面硬化処理: | 金元哲、村上太一、成島尚之、大内千秋(東北大) | 10:20~10:45 | 生体用β型チタン合金の機械的性質と変形挙動: | 新家光雄(東北大)、赤堀俊和(豊橋技大) | 座長 古原 忠 (東北大) | 10:55~11:20 | Ti-Nb合金の相変態挙動に及ぼすZr添加効果の解明 | 小林千悟(愛媛大) | 11:20~11:45 | 強歪み加工によるβ型チタン合金の結晶粒微細化: | 伊藤吾朗(茨城大) | 11:45~12:10 | 組成制御Ti2AlNb基合金の引張り及びクリープ特性: | 萩原益夫、毛勇、江村 聡(物材機構) | 12:10~12:15 | 閉会の挨拶 |
| 問合せ先: 物質・材料研究機構 新構造材料センター チタングループ 萩原益夫 〒305-0047 つくば市千現1-2-1 Tel. 029-859-2528 Fax. 029-859-2501 |
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