第152回秋季講演大会 男女共同参画シンポジウム案内
[主催] 男女共同参画委員会・日本金属学会・日本鉄鋼協会 男女共同参画の実現が21世紀の日本社会の最重要課題と位置づけられ、1999年 6月に「男女共同参画社会基本法」が公布・施行され、2000年12月には「男女共同参画基本計画」が閣議決定されてから、様々な分野で男女共同参画活動が行われるようになった。学会内での活動もめざましく、2002年には科学系学会で男女共同参画学協会連絡会を結成し、現在は正式加盟学会,オブザーバー学会あわせて46学会が加盟している。金属学会では、2003年に連絡会にオブザーバー参加し、男女共同参画検討委員会を立ち上げて、アンケート調査、シンポジウム開催、託児室設置など様々な活動を行ってきた。一方,鉄鋼協会では連絡会結成当初からオブザーバーとして参加し、昨年、男女共同参画委員会準備会を設けた。2006年春の学会では、女性技術者・研究者の交流会を行い、活発な活動を始めている。そこで、秋期大会において、両学会の合同シンポジウムを開催し、金属・鉄鋼分野における、女性研究者・技術者が抱える問題を抽出し、学会,企業,大学などでどのような取り組みを進めていけばよいかを議論する。これにより、金属・鉄鋼分野において、これまで以上に魅力ある職場組織を形成し、多様な人材が活躍することにより、分野が活性化することが期待される。
|