金属系生体材料や抗菌性金属材料のような人体や微生物と関連した新しい金属材料の研究開発が注目されるようになってきた。しかし、この分野の研究は本会会員諸氏にとっては馴染みが薄く、取っ掛かりも少ないように思われる。そこで、本シンポジウムではそのきっかけとして材料が微生物の存在下でどのように変化し、どのような事が起こっているのかをトピックスを主体に勉強する。材料表面での微生物と材料の相互作用についてバイオフィルムを通して理解する。
| 1.日 時: | 2006年3月22日(水) 13:00~17:30 | | 2.場 所: | 第151回春季講演大会 第14会場 (早稲田大学 大久保キャンパス 53号館203教室) |
| 3.プログラム | | 13:00~13:10 | 開会の挨拶 | | フォーラム座長 菊地靖志(阪大名誉教授) | | 司会:佐藤嘉洋(大阪市立大学) | | 13:10~13:50 | 微生物の共同体"バイオフィルム"の特徴 | | 森崎久雄(立命館大理工学部) | | 13:50~14:20 | 微生物の影響による金属材料の腐食 | | 天谷 尚(住金) | | 14:20~14:50 | バイオフィルムと金属腐食(異なるメカニズムによる電位貴化の事例紹介) | | 伊藤公夫(新日鐵) | | 司会:千葉晶彦(岩手大学) | | 15:00~15:40 | 環境浄化とバイオフィルム | | 岩淵範之(日大生物資源科学部) | | 15:40~16:20 | 微生物の棲み場所としての食品表面とその浄化 | | 磯部賢治(中央味噌研究所) | | 16:20~17:00 | 微生物都市(バイオフィルム)での微生物の会話 | | 紙野 圭(海洋バイオテクノロジー研究所) | | 司会:菊地靖志(阪大名誉教授) | | 17:00~17:30 | 総合討論 |
| 4.参加費: | 会員:4,000円、非会員:6,000円、学生会員:2,000円 (いずれもテキスト代を含む) | | 5.テキスト: | 当日会場で配布します。 |
| | 問合せ先: 大阪市立大学大学院工学研究科機械物理系専攻 佐藤 嘉洋 TEL/FAX:06-6605-2670 / E-mail:yosato@mech.eng.osaka-cu.ac.jp |
|
|