1.テーマ: | バウンダリー変化による環境技術の変遷と新技術の展望 |
2.日 時: | 2006年11月16日(木)13:00~17:00 |
3.場 所: | (社)日本鉄鋼協会 第1会議室 〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-2 新倉ビル2階 TEL:03-5209-7013 FAX:03-3257-1110 |
4.交 通: | JR神田駅北口より徒歩5分、営団地下鉄銀座線神田駅4番出口より徒歩5分 営団地下鉄丸の内線淡路町駅・都営地下鉄新宿線小川町駅A2出口より徒歩5分 地図をご参照ください。 |
5.趣 旨: | 我国の鉄鋼業は臨海製鉄所という立地条件で発展してきた。これは原料及び製品の輸送に海運が利用できる点で銑鋼一貫の鋼の大量生産を可能にした。現在、中国の臨海部でも同様な発展をしている。しかし、中国の内陸部では輸送の問題が起こり、必ずしも大きな高炉による大量生産が出来るとは限らない。ここに市場の大きさと輸送方法の制約から適正な規模の効率の良い生産方法が必要となるであろうし、新しい技術開発が要求される。環境の問題は、炭酸ガスのように地球規模の影響を与えるものと、亜硫酸ガスや亜硝酸ガス、煤塵、水質汚染のように局地的に影響を及ぼすものがある。特に局地的な汚染では臨海と内陸では立地条件が異なるために違った影響がでる。このように立地条件が変わると技術に対するバウンダリーが変わり、それに伴って環境技術が変遷し、新しい技術が要求される。今回の研究会では、地球科学的観点から考えるスラグ利用と、高硫黄化石燃料を使った製鉄を題材にプロセスの変革と最適な技術のあり方を討論する。 |