我が国では持続可能な循環型社会の実現に向けて、1)特定化学物質を含む環境負荷物質の低減、2)省資源・資源生産性向上、3)温暖化対策などが取組まれており、技術開発の点からも重要な課題となっている。 本シンポジウムでは、特定化学物質を含む環境負荷物質の低減に焦点をあて、鉄鋼および関連産業界における環境負荷物質フリー化または低減に関わる材料・技術の現状と今後の展望を報告・討論し、同材料・技術の課題と発展方向を探る。
1.日程: | 2005年9月29日(木)9:10~17:00 | 2.場所: | 第150回秋季講演大会 第19会場(広島大学・東広島キャンパス 工学部219号室) 〒739-8511 東広島市鏡山1-4-1 | 3. プログラム(題目は仮題):
|
| 座長:環境・エネルギー工学部会 鷺山 勝(JFE) 材料の組織と特性部会 宮坂 明博(新日鐵) | 9:10~9:15 | 開会挨拶 | 9:15~10:00 | 基調講演「環境調和材料の基本的要件・評価指標と将来展望」 |
| 原田 幸明(物材機構) | 10:00~10:45 | 基調講演「製品含有特定化学物質の使用規制、管理・規格化の動向と我が国の環境戦略」 |
| 湯本 啓市(経済産業省・リサイクル推進課) | 10:45~11:15 | 「自動車における環境負荷物質低減の現状・展望と鉄鋼材料への期待」 |
| 須藤 俊太郎(トヨタ自動車) | 11:15~11:45 | 「家電における環境負荷物質低減の現状・展望と鉄鋼材料への期待」 |
| 長沼 仁(松下テクノリサーチ) | 12:45~13:15 | 「住宅における環境負荷物質低減の現状・展望と鉄鋼材料への期待」 |
| 辻本 吉寛(積水ハウス) | 13:15~13:45 | 「化成処理における環境負荷物質低減の現状と今後の展望」 |
| 松下 忠(日本パーカライジング) | 13:45~14:15 | 「塗料における環境負荷物質低減の現状と今後の展望」 |
| 池永 良樹(日本ファインコーティングス) | 14:15~14:45 | 「クロメートフリー表面処理鋼板開発の現状と今後の展望」 |
| 宮坂 明博(新日鐵) | 14:45~15:15 | 「クロメートフリーを含む家電用表面処理鋼板の耐食性試験法の現状と今後の展望」 |
| 藤田 栄(JFE) | 15:30~16:00 | 「鉛フリー表面処理鋼板開発の現状と今後の展望」 |
| 武津 博文(日新) | 16:00~16:30 | 「鉛フリー快削鋼開発の現状と今後の展望」 |
| 橋村 雅之(新日鐵) | 16:30~16:55 | 総合討論 | 16:55~17:00 | 閉会挨拶 |
|
| 4.参加費・資料代: | 1,000円(シンポジウム資料は開催当日会場入口にて頒布) |
|
| 5.参加申込み: | 事前申込みは不要です。 |
問合せ先:
(社)日本鉄鋼協会 学会・生産技術部門事務局 大島 TEL:03-5209-7013 FAX:03-3257-1110 E-mail:oshima@isij.or.jp |
|