計測・制御・システム工学部会システムフォーラム(第4期「鉄鋼業を革新するフレキシブルなシステム化技術-ITを利用した設計・計画・管理の新技術」)では、下記の要領で第6回フォーラム「製鉄所におけるユビキタス技術の活用」を開催いたします。
1.目 的: | 製鉄所では、膨大な量の鉄鋼製品を出荷すると共に、多量の仕掛、機械・電気部品が保管されている。計算機を用いた1品単位の在庫管理が実施されているが改善の余地は大きい。そこで、第6回フォーラムでは、最新ICタグ技術動向を紹介し、解決の方向性について議論する。 | 2.日 時: | 平成17年2月3日(木)13:00~17:00 | 3.場 所: | 大阪ガーデンパレス(〒532-0004 大阪府大阪市淀川区西宮原1-3-35) TEL.06-6396-6211 http://www.hotelgp-osaka.com/ | 4.プログラム: | 13:00~13:10 | フォーラム紹介 | | 座長 谷野哲三(阪大) |
| 13:10~14:10 | 講演「RFIDの現状と将来」 | | 講師 大坪則和(日本自動認識システム協会) | 概 要: | RFIDの普及により、ユビキタスネットワーク社会が実現しようとしている。ユビキタスネットワーク社会への対応すべきもの、準備すべきものとして、プライバシー保護、安全性確認等取り上げる。これらの社会的責務について触れる。また、RFIDの性能改善、低価格化の観点から、UHF帯の日本での開放の動向について説明する。UHF帯が他の周波数と比べて優れている性能を確保するために必要な周波数帯域について解説し、今後のスケジュールについて報告する。 |
| 14:10~15:10 | 講演「金属対応タグの現状と応用システムの紹介」 | | 講師 金谷公直(伊藤忠丸紅鉄鋼) 講師 高津戸智史(日立製作所) | 概 要: | 金属上でICチップは読取距離が落ちる特性がある。本発表では、このような特性がある金属対応ICタグの現状と課題、及びその応用システムを紹介する。 |
| 15:30~16:30 | 講演「他業界におけるシステム例の紹介」 | | 講師 山崎榮三郎(内田洋行) | 概 要: | ICタグが様々なシーンで論議され、ユビキタス時代を支える一つの基礎技術になり始めた。世界的規模での標準化も検討され、国内でも業界単位での実証実験が活発化している。既に、メリットが判りやすい分野での導入は開始され始めている。代表的な事例を紹介しつつ、具体的導入に当たり、留意すべきポイントを説明する。 |
| 16:30~17:00 | 総合討論 | | 座長 谷野哲三(阪大) | | 講演の内容に対する質疑に加えて、今後の方向性に関して自由に意見交換し、討論する。 | 5.定 員: | 50名 | 6.参加費: | 1,000円(資料は当日会場にて配布いたします) | 7.申込方法: | 勤務先・所属・電話番号をご記入の上、事前にE-mailにて下記宛先へお申込み下さい。 | 8.申込期限: | 平成17年1月14日(金) |
申込み・問合せ先:
JFE技研(株) 計測制御研究部 加地孝行 TEL.044-322-6438 FAX.044-322-6518 E-mail:t-kaji@jfe-rd.co.jp |
|