超音波は、固体、液体、気体のいずれの媒体中でも伝播が可能な弾性波であり、音響放射圧や音響キャビテーション等の機能や応用技術に関する知識を深めることによって、材料プロセシングにおける飛躍的な技術革新のヒントが得られると期待できる。本シンポジウムでは、進展する超音波科学と利用技術の一端を招待講演を交えて協会会員に紹介する。
1.日 時: | 2004年9月30日(木)9:00~12:15 | 2.会 場: | 第148回秋季講演大会 第1会場 (秋田大学 手形キャンパス 工学資源学部4号館328号室) | 3.プログラム: | 座長/桑原 守(名大) 副座長/S.V. Komarov(東北大) | 9:00~9:05 | シンポジウムの趣旨説明 | 谷口尚司(東北大) | 9:05~9:20 | 超音波研究グループの最近の活動と将来展望 | 桑原 守(名大) | (招待講演) | 9:20~10:00 | High power ultrasonics in metallurgical and environmental protection processes | Oleg V. Abramov(Russian Academy of Sciences) | (動力学的応用) | 10:10~10:30 | 空中伝播音波による高温条件下でのマテリアル・ソノプロセッシング | Sergey V. Komarov、平澤政広(東北大) | 10:30~10:50 | 多泡性音響キャビテーションの挙動解析と動力学的応用 | 久保貴司、桑原 守、楊 健(名大) | 10:50~11:10 | ガス吹込み条件下の生成気泡に及ぼす超音波振動の影響 | 奥村圭二 (名工大)、桑原 守(名大) | (化学的応用) | 11:10~11:30 | 超音波処理によるポリ塩化ビニルの脱塩素化についての可能性 | Sergey V. Komarov、寺門 修、平澤政広(東北大) | 11:30~11:50 | 廃液中化学物質の超音波分解に関するモデル実験 | 吉田康将、近藤健一、桑原 守、楊 健(名大) | | 超音波キャビテーションの物理化学とその応用 | 畑中信一、野崎健司、北島正樹、林 茂雄(電通大) | 12:10~12:15 | 総合討論 | 桑原 守(名大) | 4.参加費: | 1,000円 | 5.事前申込締切: | 2004年9月17日(金) | 6.参加申し込み: | 参加希望の方は、E-mailまたはFAXにて、氏名、所属、連絡先 (電話、FAX、 E-mail)を明記の上、下記宛お申込み下さい。 |
申し込み・問い合わせ先:
名古屋大学 大学院工学研究科 マテリアル理工学専攻 桑原 守 〒464-8603 名古屋市千種区不老町 TEL:052-789-4642、FAX:052-789-3249 E-Mail:kuwabara@numse.nagoya-u.ac.jp |
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