溶融亜鉛めっきは優れた耐食性を有しており、実際に非常に多くの鉄鋼材料の防錆に使用されている重要なめっきであります。特に、近年では、自動車用材料として合金化溶融亜鉛めっき鋼板の使用が拡大しています。本シンポジウムは、優れた溶融めっき鋼板の開発、品質向上に活かすために平成12年度~平成15年度に行われた標記研究会活動の成果報告として、①皮膜破壊機構の解明②Fe-Al-Zn三元状態図の構築を中心に行ってきた研究活動の報告とその内容について議論を行います。
1. | 日時: | 2004年3月31日(水) 9:00~16:30 | 2. | 場所: | 第147回春季講演大会 第13会場 (東京工業大学 大岡山キャンパス 西5号館-W531号室) 〒152-8552 東京都目黒区大岡山2-12-1 | 3. | プログラム | | 司会: 森本康秀(新日鉄) | 9:00~9:00 | 開会あいさつ | 9:00~9:20 | 企業側従来知見まとめ(皮膜破壊) | | ・・・・・・・・・・・・・・ 土岐 保(住金) | 9:20~10:00 | 合金化溶融亜鉛めっき鋼板におけるめっき剥離挙動 | | ・・・・・・・・・・・・・・ 小林俊郎(豊橋技科大) | 10:00~10:40 | 合金化溶融亜鉛めっき皮膜の要素構造と力学応答 | | ・・・・・・・・・・・・・・ 高杉隆幸(大阪府立大) | 10:40~11:20 | 合金化溶融亜鉛めっき皮膜の破壊と界面剥離 | | ・・・・・・・・・・・・・・ 落合庄治郎(京大) | 11:20~12:00 | 加工後の合金化溶融亜鉛めっき皮膜の透過電顕観察 | | ・・・・・・・・・・・・・・ 坂 公恭(名大) | 12:00~12:10 | 討論 | 12:10~12:15 | まとめ | 13:20~13:40 | 企業側従来知見まとめ(状態図) | | ・・・・・・・・・・・・・・ 櫻井理孝(JFE) | 13:40~14:20 | Fe/Zn及びFe/Zn~Al固液界面の組織変化 | | ・・・・・・・・・・・・・・ 貝沼亮介(東北大) | 14:20~15:00 | Fe2Al5中の物質移動 | | ・・・・・・・・・・・・・・ 丸山俊夫(東工大) | 15:10~15:50 | Zn~Fe~Al三元系合金の状態図 | | ・・・・・・・・・・・・・・ 山口 周(東大) | 15:50~16:20 | 総合討論 | 16:20~16:30 | まとめ | 16:30 | 閉会あいさつ |
| 4. | 参加申込: | 当日受付 | 5. | 参加費:
| ¥6,000(テキスト代を含む) 当日配布の「合金化溶融亜鉛めっき皮膜の構造と特性研究会最終報告書」をテキストとして用います。 |
問合せ先:
新日本製鐵(株)技術開発本部 鉄鋼研究所 表面処理研究部 森本康秀(もりもと やすひで) e-mail:yas-mori@re.nsc.co.jp |
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