高度経済成長期以降、次々と建設されたプラントや高速道路など大型構造物の経年劣化問題が生じている。このような社会背景のもと、現有の社会資本の保全への取り組みは今後ますます重要になる。本自主フォーラムでは、構造材料の経年劣化問題に対して、亀裂の検知・評価を目的とした従来型の検査法と異なり、材料の内部組織変化に着目した新しい健全性評価法の確立を目指している。 本シンポジウムでは、超音波・陽電子消滅・磁性などの異なる特性に着目した評価技術を中心に、最近の進歩および課題について論議・情報交換を行う。
1.日時: | 2004年3月31日(水) 13:00~17:00 | 2.場所: | 第147回春季講演大会 第12会場 (東京工業大学 大岡山キャンパス 西5号館-W521号室) 〒152-8552 東京都目黒区大岡山2-12-1 | 3.参加費: | 無料 | 4.プログラム | 司会: 高橋 正氣、荒 克之(岩手大)、馬越 佑吉(阪大) | 13:00~13:05 | 開会の挨拶 | 13:05~13:45 | 非破壊評価技術の現状と課題 -超音波計測法を中心に- | | ・・・・・・・・・・・・・・ 今中 拓一(旭エンジニアリング) | 13:45~14:25 | 非線形超音波による内部微細構造と欠陥評価 | | ・・・・・・・・・・・・・・ 川嶋 紘一郎(名工大) | 14:25~14:35 | 休憩・情報交換 | 14:35~15:15 | 陽電子消滅法による原子炉圧力容器鋼の劣化評価とその組織変化の検討 | | ・・・・・・・・・・・・・・ 鹿野 文寿(東芝) | 15:15~15:45 | 磁気特性を利用した金属間化合物の非破壊検査 | | ・・・・・・・・・・・・・・ 安田 弘行、柳井 利文、馬越 佑吉(阪大) | 15:45~15:55 | 休憩・情報交換 | 15:55~16:35 | ヒステリシスマイナーループの非破壊検査への応用 | | ・・・・・・・・・・・・・・ 高橋 正氣(岩手大) | 16:35~16:55 | 経年劣化材料の非破壊検査を目的とした磁気特性測定装置の開発 | | ・・・・・・・・・・・・・・ 菊池 弘昭、荒 克之(岩手大) | 16:55~17:00 | 閉会の挨拶 |
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問合せ先:
岩手大学工学部附属金属材料保全工学研究センター 鎌田康寛(かまだ やすひろ) TEL.019-621-6431 FAX. 019-621-6431 e-mail:kamada@iwate-u.ac.jp |
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