セミ ナーの目的 金属材料はナノテク分野、軽薄短小分野などでもその強度、品質安定性・信頼性、コスト面などから幅広く使用されている。この分野は 素材メーカーだけでの造り込みだけではなく、2次以降の加工で極限の機能を求められた製品も少なくない。最終用途での仕様を満足させる一貫的なプロセス技 術と極限機能の追求は重要な技術領域である。多くの産業分野において鋼材の機能向上やアルミニウムやマグネシウムなどの金属の適用拡大が進展している。 『軽量化に関する材料加工技術』と『極細金属加工技術』に着目して、自動車・電機機器分野を中心に最近の技術動向(材料、装置、プロセスなど)と、極限機 能の実用化事例を紹介し、今後の技術課題を展望する。
1.日時および場所 | セミナー : | 2004年2月13日(金)10:00~17:15 東京電機大学11号館17階 大会議室 |
| (東京都千代田区神田錦町2-2 Tel.03-5280-3405(代)) | 懇親会 : | 〃 17:30~18:50 〃 | 2.プログラム | 司会 新日本製鐵 (株) 技術開発本部 部長 松永久義 | 10:00~10:10 | 開会挨拶 大阪大学産業科学研究所金属材料プロセス研究分野教授 中嶋英雄 | 【基調講演】 |
| 10:10~11:10 | 軽量化のための加工・装置技術の動向-鍛圧機械の技術革新サーボモータ駆動プレスについて- |
| マグネシウム合金と高張力鋼の成形例、及び塑性加工の新しい動向としてのサーボプレスの特徴について | アイダエンジニアリング(株)執行役員経営企画室 室長 菅沼俊治 | 【材料加工技術(軽量化)】 | 11:10~11:45 | マグネシウムの加工技術と自動車・電機機器分野への応用 |
| 自動車、電機分野等におけるマグネシウム加工技術の先端的な適用事例等 | 日本マグネシウム協会 顧問 杉浦泰夫 | 12:55~13:30 | 鉄鋼メーカーにおける自動車分野の利用加工技術への取り組み |
| 自動車の軽量化や加工工程簡略化に寄与できる鋼材の成形技術及び解析技術の進歩 | 新日本製鐵(株) 技術開発本部鉄鋼研究所加工技術研究開発センター 所長 栗山幸久 | 13:30~14:05 | アルミニウムの摩擦撹拌接合の自動車・電機機器分野への応用 |
| 最近話題の摩擦撹拌接合のアルミニウム合金における適用例を紹介 | 住友軽金属工業(株)研究開発センター第一部溶接研究室 室長 熊谷正樹 | 14:05~14:40 | 電子機器発熱体における熱対策技術とアルミニウム加工技術の紹介 |
| 小型軽量化の進む電子機器分野における最新の熱対策技術等について |
| 昭和電工(株)加工技術センター技術グループ 武幸一郎 | 14:40~14:50 | 総合質疑 | 司会 住友金属工業(株) 技術総括部 技術室長 福永 規 | 【極細金属加工技術】 | 15:10~15:45 | 極細(鉄、アルミ、銅など)技術の最前線 |
| 極細材料のニーズ、技術進歩 (鋼材、加工・装置技術)、用途拡大、技術目標・課題等について | 東海大学工学部精密工学科 教授 吉田一也 | 15:45~16:20 | スチールコード用線材製造技術の進歩 |
| スチールコードにおける品質ニーズ、線材2次加工技術の進歩等について | 新日本製鐵(株) 釜石製鐵所製造部品質管理グループ 主幹研究員 田代 均 | 16:20~16:55 | 高強度極細線(直径 16~100μ程度)の製造技術 |
| 微細放電加工用電極線やマイクロばね用極細線,スクリーン印刷用極細ステンレス鋼線等極細鋼線の進歩 |
| 鈴木金属工業(株) 顧問 落合征雄 | 16:55~17:05 | 総合質疑 | 17:05~17:15 | 閉会挨拶 新日本製鐵(株) 技術開発本部 部長 松永久義 | 17:30~18:50 | 懇親会 | 3.参加方法 | 申込書に必要事項をご記入のうえ、FAXまたはE-mailにてお申し込み下さい。 会員、非会員関係なくどなたでも参加いただけます。 資料等は当日、受付にて参加費と引き替えにお渡しします。 ★定員100名申込受付終了しました。 ★参加費:一般6,000円 学生3,000円(資料代込み、懇親会参加費は無料) |
問合せ先
(社)日本鉄鋼協会 総合企画事務局 総務グループ 松本 〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-2 新倉ビル2階 Tel.03-5209-7011 FAX.03-3257-1110 E-mail:admion@isij.or.jp |
協賛予定
| (財) 家電製品協会、 (財)金属系材料研究開発センター、(社)軽金属学会、(社)自動車技術会、(社)日本アルミニウム 協会、(社)日本機械学会、(社)日本金属学会、(社)日本鋼構造協会、 (社)日本材料学会、(社)日本自動車工業会、(社)日本塑性加工学会、(社)日本鋳造工学会、(社)日本鉄鋼連盟、(社)日本電機工業会、(社)日本熱処理技術協会、(社)未踏科学技術協会、(社)溶接学会、日本マグネシウム協会、日本伸銅協会、(株)産業新聞社、(株)鉄鋼新聞社、(株) 日 刊工業新聞社、(株)日本工業新聞社、 | 後援予定
| (株)日本経済新聞社 |
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