圧延工程で発生する表面疵は、製造過程において、材料の破断や割れを引き起こす原因となり、また次工程や2次加工における欠陥発生の原因となるなど圧延製品の品質を著しく損ないます。したがって、疵発生、進展、消滅の理論的予測技術の開発は、欠陥フリー鋼の製造に対して、圧延条件や圧延設備を決定する上で非常に重要です。 本シンポジウムでは、板圧延における表面疵の発生・進展過程予測技術の開発を目的として活動してきた研究会の成果を報告すします。 多数の方のご参加をお待ちしております。
1.日時: | 2004年3月31日(水) 13:00~17:00 | 2.会場: | 第147回春季講演大会 第9会場 (東京工業大学 大岡山キャンパス 西9-W933号室) 〒152-8552 目黒区大岡山2-12-2 | 3.プログラム: | 座長:石川孝司(名大) | 13:00~13:10 | 会挨拶、研究会の目的、活動内容 | 主査 石川孝司(名大) | 13:10~13:40 | 薄板熱間圧延工程における表面欠陥について | 今川和則(日新) | 13:40~14:15 | 圧延疵に関する従来の研究 | 前田恭志(神鋼) | 14:15~14:50 | 熱間圧延時のスケールの変形過程 | 瀬川明夫(金沢工大) | 座長:前田恭志(神鋼) | 15:00~15:30 | 引抜きにおける表面キズの成長・消滅FEM解析 | 吉田一也(東海大) | 15:30~16:30 | 板圧延における表面疵変形過程の解析 | 湯川伸樹(名大) | 16:30~17:00 | 討論とまとめ | 石川孝司(名大) | 4.参加費: | 1,000円(当日会場でお支払い下さい。) | 5.資料: | 当日会場で配布いたします。 | 6.参加申込み: | 事前申込みは不要です。 |
問合せ先:
(社)日本鉄鋼協会学会・生産技術部門 事務局 太田千恵子 〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-2新倉ビル2階 TEL:03-5209-7014 FAX:03-3257-1110
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