主催:社団法人 日本鉄鋼協会/協賛:社団法人 計測自動制御学会
計測・制御・システム工学部会システムフォーラム(第4期「鉄鋼業を革新するフレキシブルなシステム化技術-ITを利用した設計・計画・管理の新技術」)では、下記の要領で第4回フォーラム「製鉄所における生産管理は進歩しているか?」-現状の位置付けと今後の展開-を開催いたします。
1.目 的: | 他業界においてITを活用した生産管理システムの改善が活発に報告されている。そこで、第4回フォーラムでは、ベンダーからの視点およびJIT生産システムを紹介していただき、現状における鉄鋼生産管理の位置付けと今後の方向性について議論する。 | 2.日 時: | 平成16年1月30日(金)13:00~17:00 | 3.場 所: | 京都 キャンパスプラザ京都 4F 第4講義室 〒600-8216京都市下京区西洞院通塩小路下る (JR京都駅ビル駐車場西側) | 4.プログラム: | | 13:00~13:10 | フォーラム紹介 | 座長 谷野哲三(阪大) | 13:10~14:10 | 講演「生産管理技術の発展と鉄鋼業での技術展開」 | 講師 小西正躬(岡山大) | 概要:生産管理に関わるシステム化技術として、生産計画およびスケジューリングと製品の物流計画・運行管制を取り上げ、我が国における最近の生産管理技術の進展を振り返る。次に、鉄鋼業でのこれら技術の利用の実際と、今後の課題を整理して展望に変える。
| 14:10~15:10 | 講演「鉄鋼業界におけるバリューチェーンマネジメント」 | 講師 貝原雅美(i2テクノロジーズ・ジャパン) | 概要:1.鉄鋼業界の動向2.鉄鋼におけるバリューチェーンマネジメントとは3.鉄鋼業界におけるSCMの課題と施策4.事例に見る他業界との比較5.鉄鋼業におけるバリューチェーンの今後の方向
| 15:30~16:30 | 講演「JIT生産システムの発展と進化」 | 講師 大野勝久(名工大) | 概要:JIT(ジャストインタイム、Just-In-Time)生産システムは、徹底的なムダの排除によるコスト低減をめざした生産システムであり、その基本理念は平準化を基礎とするJITと自働化である。トヨタ生産方式として、1973年のオイル・ショック時に脚光を浴びて登場して以来、この30年間にJIT生産システムは、全世界にJIT Production SystemあるいはKanban Systemとして普及した。本講演では、セル生産方式を中心としたJIT生産システムの発展とIT活用によるその進化を模索し、プルとプッシュ方式間あるいはプル方式間の比較を示す。
| 16:30~17:00 | 総合討論 | 座長 谷野哲三(阪大) | 講演の内容に対する質疑に加えて、鉄鋼生産管理の今後の方向性に関して自由に意見交換し、討論する。 |
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| 5.定 員: | 50名 | 6.参 加 費: | 2、000円(資料は当日会場にて配布いたします) | 7.申込み方法: | 勤務先・所属・住所・電話番号・FAX番号・E-mailアドレスをご記入の上、事前にFAXまたはE-mailにて下記宛先へお申込み下さい。 | 8.申込み期限: | 平成16年1月15日(木) |
申込み・問合せ先:
JFE技研(株) 計測制御研究部 加地孝行 TEL.044-322-6438 FAX.044-322-6518 E-mail:t-kaji@jfe-rd.co.jp |
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