「循環型社会」、「資源生産性」のことばが定着し、概念として資源生産性を高めつつ真の循環型社会を実現するという方向は、社会的合意が得られつつあります。しかしながら、現実社会において上記の社会をどのように実現するかということについては、明確な指針が示されていません。本シンポジウムは、この数年日本学術会議金属工学研究連絡委員会で議論してきた内容を基に資源生産性向上の意味を考えつつ、循環型社会を土台から支えている素材産業におけるこれからの材料技術の具体的なあり方また素材産業が持つポテンシャルについて議論を深めることを目的としています。特に今回はこのテーマの重要性・普遍性から日本鉄鋼協会と日本金属学会の第1回共同シンポジウムとして企画しましたので、皆様の積極的な参加をお願いいたします。
1.日時: | 2004年4月1日(木) 9:30~12:30 | 2.場所: | 第147回春季講演大会 第6会場 (東京工業大学 大岡山キャンパス 西6-W611号室) 〒152-8552 目黒区大岡山2-12-1 | 3.主催: | 日本鉄鋼協会(社会鉄鋼工学部会)、 日本金属学会(第2分科エコマテリアル) | 4.協賛: | 日本学術会議金属工学研究連絡委員会、 日本学術会議物質創製工学研究連絡委員会金属材料専門委員会 | 5.プログラム: | 司会 中村 崇(東北大学) | 9:30~9:35 | | 挨拶 |
| | 佐久間健人(日本学術会議会員) | 9:35~9:55 | | 循環型社会と資源生産性目標 |
| | 佐野郁夫(環境省) | 9:55~10:15 | | 環境立国宣言 |
| | 國友宏俊(経済産業省) | 10:15~10:35 | | 資源生産性向上と材料技術 |
| | 佐藤 透(文部科学省) | 10:35~10:55 | | 資源生産性向上 |
| | 大中逸雄(大阪大学) | 11:00~11:20 | | 高分子材料と資源生産性 |
| | 長谷川章(神奈川大学) | 11:20~11:40 | | 資源生産性を向上させるエコ・コンビナート |
| | 高松信彦(新日本製鐵(株)) | 11:40~12:00 | | 資源生産性を上げる材料技術 |
| | 原田幸明(物質・材料研究機構) | 12:00~12:20 | | 総合討論 |
| | 司会中村 崇(東北大学) | 12:20~12:30 | | 結語 |
| | 足立芳寛(日本学術会議物質創製工学研究連絡委員会金属材料専門委員会委員長) |
| 5.参加費: | 2,000円(当日会場にてお支払い下さい) | 6.参加申込み: | 事前にFAXまたはE-mailで、ご所属、連絡先(電話番号、FAX番号、E-mailアドレス)を明記の上、下記の参加申込み先までお申込み下さい。当日申込みも受付けます。 |
申込み・問合せ先:
(社)日本鉄鋼協会 学会・生産技術部門事務局 大島 TEL:03-5209-7013 FAX:03-3257-1110 E-mail: oshima@isij.or.jp |
|