循環型社会への移行、地球温暖化問題などを背景に環境・リサイクル技術、クリーンエネルギー製造技術開発へのニーズは一段と高まっている。その中でも鉄鋼業は製鉄固有の高温プロセス技術などを活用し、環境新時代に向けた積極的な取り組みを開始している。高炉、コークス炉を活用した使用済みプラスチックのリサイクルなどは事業としても定着し、製鉄所のイメージを変えつつある。製鉄所は水素などクリーンエネルギー供給への期待も高い。ガス化溶融炉など製鉄技術を活用した様々な環境新技術も生まれつつある。ここでは、製鉄プロセスのこんな要素技術、あるいは着想から環境新技術が生まれたということを総括して、鉄鋼技術のポテンシャルを再認識しつつ、今後の更なるニーズへの対応、新たな展開の可能性など将来展望について討議を行いたい。 1.日時: | 2004年9月27日(月) 9時30分~16時20分 | 2.場所: | 秋田大学 手形キャンパス 工学資源学部1号館-共通224教室 〒010-8502 秋田市手形学園町1-1 | 3.内容: | | 9:30~9:40 趣旨説明 | 有山達郎(JFE) | <座長:一田守政(新日鐵)> | | 9:40~10:20 「高炉廃プラスチックリサイクル技術の発想と展開」 | 有山 達郎(JFE) | | 10:20~11:00 「コークス炉を活用した廃プラスチックの化学原料化技術の開発」 | 加藤 健次(新日鐵) | | 11:00~11:40 「製鉄プロセスガス(COG)からの水素製造」 | 永浜 洋(JRCM) | <座長:有山達郎(JFE)> | | 13:00~13:40 「固体還元技術を生かしたダスト処理技術」 | 宮川 一也(神鋼) | | 13:40~14:20 「高炉、転炉技術のガス化溶融炉への展開」 | 山本 高郁(住金) | | 14:30~15:10 「バイオマス・廃プラスチックによる酸化鉄の還元と水素の製造」 | 岩瀬 正則(京大) | | 15:10~15:50 「循環型社会における鉄鋼業の役割」 | 足立 芳寛(東大) | | 15:50~16:20 総合討論 | 有山 達郎(JFE)、一田 守政(新日鐵) | 4.参加費: | 2,000円(テキストは当日お渡しします) | 5.申込方法: | 参加者の氏名、所属、連絡先を下記までFAXまたはE-mailでご連絡ください。 | 6.申込期限: | 2004年9月17日(金) |
申込み・問合せ先:
JFEスチール(株) スチール研究所 製銑環境プロセス研究部 浅沼 稔 TEL:084-945-4140 FAX:084-945-3840 E-Mail:m-asanuma@jfe-steel.co.jp |
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