近年、鉄鋼分野においても、ナノスケールでの現象などに関する研究が盛んに注目されています。しかし、ナノレベルの粒子や領域から得られる情報は複雑であるため、それらを評価するには多面的なアプローチを用いる必要があります。本シンポジウムでは、 鉄鋼メーカや大学の研究者から、各分野でのナノレベルの粒子や領域の制御や評価に 関する最近の話題を提供していただき、新たな着眼点や注意点などについて討論いたします。お誘い合わせの上、多数ご参加ください。
1.日時: | 2004年9月29日(水) 9:00~12:00 | 2.場所: | 第148回秋季講演大会 第19会場 (秋田大学 手形キャンパス 教育文化学部 3号館 150号室) | 3.プログラム: | 座長:村松淳司 (東北大多元研) 副座長:鈴木茂 (東北大多元研) | 9:00~9:30 | 放射光を用いた鉄鋼さび層の生成過程と微細構造評価 | | 山下正人(兵庫県立大) | 9:30~10:00 | メスバウアー分光法による鋼の大気腐食生成物の研究 | | 上村隆之(住金)、那須三郎(阪大) | 10:00~10:30 | 鉄及び亜鉛さび粒子の制御と評価 | | 中山武典(神鋼) | 10:30~11:00 | 電子線ホログラフィーによるナノ領域の磁気微細構造評価 | | 村上恭和、進藤大輔 (東北大多元研) | 11:00~11:30 | 1kV以下の低加速SEMを用いた極表面の組成・形状解析 | | 佐藤馨(JFEスチール) | 11:30~12:00 | 低速電子顕微鏡による鋼の動的挙動の観察 | | 林俊一、藤岡正昭(新日鉄)、清水宏、 安江常夫、 越川孝範(大阪電通大)、 E.Bauer(アリゾナ州立大) | 4.参加費: | 500円 | 5.資料: | 当日会場にて配布します。 | 6.参加申し込み: | 事前申込みは不要です。 |
申込み・問合せ先:
東北大学多元物質研究所 鈴木 茂 〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1 Tel. 022-217-5168 Fax. 022-217-5211 E-mail:ssuzuki@tagen.tohoku.ac.jp |
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