(社)日本鉄鋼協会第134回秋季講演大会シンポジウム「いま東北は燃えている-みちのくの鉄の歴史」開催から7年が過ぎました。あれは5500年前から4000年前の縄文時代前期から中期にかけて、約1500年続いた青森市三内丸山遺跡が発見され注目されていた時期でした。今年の9月、第148回秋季講演大会が秋田大学で開催されます。「鉄の歴史-その技術と文化-」フォーラムでは、新たに東北地方の隠れた資料を掘り起こし、1)アテルイの時代からの東北地方の鉄文化、2)東北地方の鉄文化における仙台藩の役割、3)最近の遺跡調査と製鉄実験の試み、などの視点から、みちのくの鉄文化と技術を見直すためのシンポジウムを企画しました。ご参加下さいますようご案内致します。
1.主催: | (社)日本鉄鋼協会 社会鉄鋼工学部会 鉄の歴史-その技術と文化-フォーラム | 2.日時: | 2004年9月28日(火)10:00~17:00 | 3.場所: | 第148回秋季講演大会 (第7会場秋田大学 手形キャンパス) | 4.プログラム: | 司会:高橋 礼二郎(東北大)、大友 崇穂(秋田大) | 10:00~10:10 | 開会挨拶 | フォーラム座長 寺島 慶一(千葉工大) | 10:10~12:10 | 佐藤信淵の鉱山学考-「山相秘録」を中心とする鉱山学理論の展開 | 斎藤 寿胤(神道宗教学会、秋田) | | 近年発掘された三陸海岸の製鉄関連遺跡 | 佐々木 清文(たたら研究会、岩手) | | 仙台藩製鉄の他領への技術伝播 | 尾崎 保博(たたら研究会、京都) | 13:00~14:00 | 基調講演 我が国における砂鉄製錬技術の歴史とその到達点 | 館 充(東大名誉教授) | 14:00~15:00 | アテルイの時代と鉄文化 | 太宰 幸子(宮城県地名研究会、宮城) | | 東北の鉄文化を象徴するもの-日本刀の源流- | 中鉢 弘(舞草刀研究会、岩手) | 15:10~16:40 | 仙台藩の金と鉄 | 千葉 正利(東北歴史博物館、宮城) | | 隠れキリシタンの地、筆甫の製鉄 | 八巻 吉徳(筆甫の製鉄を復元する会、宮城) | | 東北における日本刀の作刀技術 | 法華 三郎(舞草刀研究会、宮城) | 16:40~16:50 | 閉会挨拶 | 法華 三郎(舞草刀研究会会長) | 5.参加費: | 2,000円(含:講演予稿集代) | 6.懇親会費: | 4,000円/人(17:30より懇親会を予定しております。) | 7.資料: | 当日会場にて配布します。 | 8.参加申込み: | 事前申込みは不要です。 |
問合せ先:
東北大学大学院国際文化研究科 高橋 礼二郎 〒980-8576 仙台市青葉区川内 TEL:022-217-7584 E-mail:rei-t@intcul.tohoku.ac.jp |
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