評価・分析・解析部会セミナー―新しい鉄鋼物理分析-開催のご案内
2001,2年「鋼中微量元素機器分析シリーズ」、2003年夏の「鉄鋼化学分析とグリーンケミストリー」に引き続き、第4回評価・分析・解析部会セミナー「新しい鉄鋼物理分析」を開催いたします。 鉄鋼の物理分析においては、装置の大型化・複雑化・高機能化がこれまで行われてきましたが、その分析的役割を十分に果たしてきたとは言い難い場合もありました。21世紀の物理分析装置に求められているのは、簡易であること、自己調節機能をもつこと、熟練した技能を持たずに操作できること、超微量・高分解能など特化した高度な分析データを取得できること、小型であること、耐久性、低価格化、単機能ユニット化などです。このための種々の機能として、超高真空装置に替わって低真空、ガラス装置や中空装置に替わって固体素子、液体窒素冷却に替わってペルチェ冷却、電磁場応答の積極的な利用、シンクロトロン施設のルーチン的な利用、無電源機器分析などのキーワードに代表される機器分析装置の開発が考えられています。そこで、こうした観点に立って、物理分析化学における研究の発展を紹介しつつ、今後の鉄鋼物理分析の進むべき方向を参加者で議論するためのセミナーを企画しました。 お誘い合せの上、多数ご参加下さいますようお願いいたします。
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