鉄鋼材料はその恵まれた性質や豊富な資源量などから、21世紀においても構造材料の主役として一層の発展が期待されています。しかしながら、鉄鋼材料に関する理解の不足から、その特性が十分に生かされていない使用例もみられるようです。鉄鋼ユーザー、製造、流通等に関わる技術者の方々を主たる対象に、鉄鋼材料の理解を深めてもらい有効な利用をしていただきたいと考えて本セミナーを企画しました。鉄鋼材料の機械的特性が製造プロセスに依存して変化するミクロ組織にきわめて敏感であることを理解していただきたいと思います。講義内容は結晶・格子欠陥・ミクロ組織、熱処理・組織形成、および強度・破壊に関して大学工学部材料系学科の学部の講義レベルで、鉄鋼材料学の授業を受けたことのない技術者・研究者の方々を念頭において行われます。この機会に是非御参加下さるようご案内申し上げます。なお、12月5日(金)に大阪でも関西支部と共催で開催されます。(支部会告「ふぇらむ」10号782ページをご覧下さい。)
1.開催期日: | 2003年11月27日(木) 9:30~17:00 | 2.場 所: | コープビル 5階 第1会議室(東京都千代田区内神田1-1-12 TEL:03-3294-3821) 地下鉄 丸の内線(A1出口)大手町駅から徒歩約5分 JR 神田駅西口から徒歩8分 東京駅からタクシー5分 | 3.主 催: | (社)日本鉄鋼協会 材料の組織と特性部会 | 4.協賛予定: | (社)化学工学会、(社)自動車技術会、ステンレス協会、線材製品協会、(社)低温工学協会 (社)日本機械学会、(社)日本鋼構造協会、(社)日本自動車部品工業会、(社)日本造船学会 (社)日本塑性加工学会、(社)日本ばね工業会、日本鋳鍛鋼会、(社)日本鉄鋼連盟 (社)粉体粉末協会、(社)溶接学会 |
5. 講義内容 | ◎第I部( 9:30~12:30) | ミクロ組織とその作り方 | ...........辻 伸泰(阪大) | ◎第II部(13:30~16:30) | 鉄鋼材料の強さ | ...........友田 陽(茨城大) | ◎第III部(16:30~17:00) | Q&A,雑談コーナー | | 6.受講料および申込方法 | 会員・非会員共 15,000円 学生5,000円 (テキスト代を含む) 参加ご希望の方は、下記フォームにお名前、個人会員番号、所属、連絡先を明記してお申込下さい。受講料は郵便振替または現金書留で事前に送金をお願いいたします。(但し、当日申込も可)。 東京会場の締め切りは11月10日(月)となっています。大阪会場参加申し込みについてはふぇらむ10号782ページをご参照下さい。 |
申込み・問合せ先: 〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-2 新倉ビル2階 (社)日本鉄鋼協会 学会・生産技術部門事務局 学術企画グループ 藤原裕美子 TEL. 03-5209-7013 /FAX. 03ー3257ー1110 E-mail: fujiwara@isij.or.jp 郵便振替口座 東京00170-4-193
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