IF鋼に関する国際会議は、東京(1994)、ア-ヘン(1998)、ピッツバ-グ(2000)に続いて、今回の東京フォ-ラムで4回目になります。 IF鋼の使用は、自動車ボディ用途を中心にここ10年間で著しく増加しています。また、IF鋼の概念は、高強度鋼板やステンレス鋼板などに広く応用展開されつつあります。しかしながら、析出、再結晶、変態および集合組織形成等の金属学的挙動については、未知な興味ある課題を多く残しています。最近のSEM/EBSP、3D AP-FIM等の新しい解析技術や計算機モデリングの進歩は、これらの課題解明に新しい光を投じています。 また、今回の本フォ-ラムでは、IF鋼の金属学のみならず特性と利用技術にも焦点を当て、強化機構、プレス成形、二次加工脆化、溶接、溶融亜鉛めっき、さらには今後のリサイクル問題についても議論することを特徴としています。 (1)全体講演(9件)では、IF鋼のユ-ザ-である自動車産業界とIF鋼のメ-カ-である鉄鋼業界および大学から、IF鋼の現状と将来への期待についてプレゼンテ-ションがあります。さらに、(2)金属学と利用技術に関する個々の技術トピックスについては、世界第一人者による招待講演(23件)とポスタ-発表(50件)があります。これらをベ-スに、十分な議論を行います。 今回の国際フォ-ラムでは、このような新しい試みを通して参加者の皆様にとって一層有意義であるよう企画・運営いたします。多くの皆様にご参加いただきたく、参加登録のご案内を申し上げます。
1. | 主催: | (社)日本鉄鋼協会 委員長 武智 弘(福岡工業大学理事) | 2. | 協賛団体 (国内): | (社)日本金属学会、(社)日本塑性加工学会、(社)自動車技術会 | 3. | 日時: | 2003年5月12日(月)~14日(水) | 4. | 場所: | アルカディア市ヶ谷(私学会館) 東京都千代田区九段北4-2-25 JR総武線市ヶ谷駅 営団地下鉄 市ヶ谷駅出口(有楽町線・南北線) 都営地下鉄 市ヶ谷駅出口(新宿線) | 5. | スコ-プ: | | ○ 全体講演(自動車業界(3件)、鉄鋼業界(4件)、大学(2件)) ○ トピックス講演(招待講演(23件)、ポスタ-セッション(50件)) 1. 固溶、析出および偏析 2. 変態 3. 再結晶 4. 集合組織形成、計算機シミュレ-ションおよびモデリング 5. 強化機構 6. プレス成形性 7. 二次加工脆化、疲労特性および溶接性 8. 合金化溶融Znめっき鋼板、ほうろう用鋼板、ステンレス鋼板およびリサイクル課題 | 6. | 参加登録: | 1) 締め切り日: | 当日まで | 2) 登録料: | 一般 50,000円(2003年1月1日以降は60,000円) 学生 10,000円 |
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事務局連絡先 IF Steels 2003事務局 伊藤 美緒、 (株)ア-バンコネクションズ TEL/03-5436-8239 FAX/03-5467-4722 E-mail: secretariat@ifsteels2003.com Home page: http://www.ifsteels2003.com
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