1.目的: 近年、構造物の設計や保守管理に対して、リスクをベースにした考え方が広まってきており、特に、圧力容器などにおいてはRBI(Risk Based Inspection)が実際に行われつつあります。建設分野においても構造物の長寿命化、そのための補修・補強が大きな課題として取り上げられ、検討が進められています。このような状況の中で、講師の先生方からリスクベース工学の基礎、リスクマネジメントと保険、実際の構造物の事故例として海洋構造物を取り上げ、事故を契機に設計がどのように変わってきたかの実例を紹介していただき、その後の討論を通じて建設分野でリスクベースをどのように考えていくかの展望を明らかにしていきたいと思います。 |
2.日時: | 12月2日(月) 13:30~17:15 |
3.場所: | 新日鐵 代々木倶楽部 (東京都渋谷区代々木3-59-9 TEL.03-3370-3141) |
4.プログラム: |
13:30~13:40 | 開会の挨拶 | 13:40~14:40 | リスクベースの工学/技術 | 小林英男(東工大) | | リスクとは、リスクベース設計・製造・メンテナンスなど基礎的なところから概要 | 14:40~15:40 | リスクマネジメントと保険 | 藤本正代(インターリスク総研) | | リスクとその管理方法、保険役割について講演 | 15:40~16:40 | 海洋構造物の事故と安全性 | 後藤政志(芝浦工大) | | 海洋構造物での事故から、それを防ぐために設計等がどう変わってきたか。 | 16:40~17:15 | 総合討論 | 17:15~ | 懇親会 |
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5.参加費: | フォーラム(テキスト代含む) 1,000円 懇親会(希望者予約制) 4,000円 ※参加費は当日会場にて徴収させていただきます。 |
6.申込み方法: |
参加ご希望の方は、お名前、所属、役職、専門分野、住所、TEL、FAX、E-mail及び懇親会の参加希望の有無を11月8日(金)までに下記宛お知らせください。 |