(一社)日本鉄鋼協会 評価・分析・解析部会 | Technical Devision of Process Evaluation & Material Characterization

評価・分析・解析部会

鉄鋼技術者向け「湿式分析化学」教科書作成フォーラム

活動目的・概要

この自主フォーラムでは申請者がこれまで主査を務めてきた研究会の成果に基づいて、鉄鋼湿式分析を行う鉄鋼分析技術者に特化した湿式分析の教科書を作成する。

鉄鋼湿式分析を正しく行うためには、単に手順通りに操作するだけでは十分ではなく、その操作の基本原理を正しく理解しておく必要がある。その基本原理は大学の理系専門科目である「分析化学」で扱われているものの、鉄鋼分析技術者が必ずしも「分析化学」を学修しているわけでは無い。そこで、このフォーラムでは、鉄鋼分析技術者が独学で学習できる鉄鋼湿式分析に特化した「分析化学」の教科書を作成する。重要な点は、このフォーラムでは、あくまでの教科書を作成するのであって、公定分析法の解説書を作るのではないということである。

運営組織(2025年4月1日現在)

 
 名前 役割 所属
 上原 伸夫 座長 宇都宮大学
 水口 仁志 徳島大学
 稲川 有徳 宇都宮大学
 小熊 幸一 千葉大学
 猪瀬 匡生 JFEスチール株式会社
 板橋 大輔 日本製鉄株式会社
 小北 要平 株式会社コベルコ科研


フォーラム活動予定(2025~2027年度)

・初年度に、テキストの骨子を確定し、執筆分担を決定する。分担が決定次第、執筆を開始する。執筆は4名の学メンバーで行う。産メンバーは鉄鋼分析技術者が使いやすい教科書となるよう助言する。会議は適宜オンラインで行うものとし、年1回は対面での会議を実施する。

・2年目中に、教科書の第一校を作り上げる。

・会議は適宜オンラインで行うものとし、年1回は対面での会議を実施する。

・3年目の中ごろには教科書の原稿を完成させる。

・冊子体の印刷については、部会に相談する。(印刷費が出ない場合には、e-Bookを考える)