評価・分析・解析部会
高温における最適な材料プロセス制御を目指した材料特性評価
■ | 活動目的・概要 最近、高温での材料分析・解析において、物性値との関連性についての議論が活発化されている。例えば、高品質な鋼の作製には、材料の組織・構造だけでなく、高温での炉内状況、鋳片品質、精錬能などに大きな影響を及ぼす熱伝導率や粘性率を正確に把握する必要がある。これらの熱物性値のメカニズムを材料の組織・構造の立場から議論することは、最適な材料プロセス制御の探索に直結する。本フォーラムでは、複雑な系の物性値を単純な系の理解に基づいて考え、複雑系の特徴を切り出すことで、溶融スラグ、溶融金属はもとより、高温で作製されるガラスや合金の高温における材料の組織・構造、物性の評価に関して意見交換や研究紹介を行い、最適な材料プロセス制御を模索する。 |
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■ | 運営組織(2022年4月1日現在)
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■ | フォーラム活動予定(2021年度) ・高温プロセスにおける材料の構造・組織・物性の評価 - オンライン式シンポジウム(4-8 月頃) ・各種手法によるガラス融体の構造評価に関する実測法 - 対面式シンポジウム(1-3 月頃) 評価・分析・解析部会において、高温プロセスにおける融体の特性と構造、さらに製品の機能を相関づけた議論は十分になされていない。そこで、スラグや合金の熱伝導率および粘度に関する高温物性研究を軸にこれらの議論を進める。本フォーラム開催のシンポジウムを通じ、評価・分析・解析を基盤とする研究者と高温プロセスを基盤とする研究者との交流を深め、材料の構造・組織と物性とのつながりについて発信する。 |