評価・分析・解析部会
多様な手法による鉄鋼材料中の微細組織解析
■ | 活動目的・概要 多様な鉄鋼材料が生み出す機能や特性の源を理解するためには、それらの微構造や組成を様々なスケールで解析することが必須である。これらの目的を達成するために、これまでに多くの解析手法や技術・装置が開発され、解析に利用されている。最近では、高空間分解能(走査型)透過電子顕微鏡法や3次元アトムプローブ法などが、原子スケールでの材料解析に積極的に用いられはじめている。本フォーラムでは、多岐にわたる鉄鋼材料への解析手法のみならず、ミクロ・ナノな視点から得られる評価・分析・解析結果、そして、それらへのアプローチの妥当性、活用方法などについて議論し、会員に、対し有益で意義ある情報を発信することを目的としている。 |
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■ | 運営組織(2024年4月1日現在)
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■ | フォーラム活動予定(2024年度) ・材料中のミクロ組織の解析の現状と課題 -対面・オンラインハイブリッド式シンポジウム(7月頃) ・海外と国内とにおけるミクロ組織の解析の比較と今後の課題 -オンライン式シンポジウム(11月頃) ・ミクロ組織に関する実験とシミュレーションの現状と課題 -ハイブリッド式シンポジウム(1月頃) これまでの講演大会における発表等を通して、鉄鋼材料やその関連物質を中心に、ミクロ組織について議論を進めてきた。2024年度-2026年度では、鉄鋼材料だけでなく、プロセスなどについても技術開発に必要な組織解析およびそのシミュレーション等についての研究について情報交換を行う。評価・分析・解析を基盤とする研究者および材料と組織を基盤とする研究者との交流を深め、異分野横断的なつながりを構築する計画である。 |