(一社)日本鉄鋼協会 評価・分析・解析部会 | Technical Devision of Process Evaluation & Material Characterization

評価・分析・解析部会

鉄鋼関連材料の機能開発を志向した反応の探索と解析

活動目的・概要

鋼周辺の物質や材料の活用を促進し、また新規利用法を開拓するため、化学的性質や物質間の反応についての分析と解明を進める。またそのための分析・解析手法の開発・改良を行うことを目的とする。

産業界における課題の抽出や情報収集を進め、化学的立場からの知見の融合と理解促進をはかり、解決策を見出すための模擬反応や分析手法の検討を進めていく。たとえば鉄鋼スラグ活用のための課題として、遊離石灰に起因する膨張やアルカリ溶出等については過去さまざまな研究が進められているものの、その機構や対処法は十分明確にはなっていない。また、CO2排出抑制に即した製鋼プロセスの変遷などに伴うスラグ成分の変化にも対応する必要があろう。よってスラグ構成成分の分析と、それらの関わる反応やその経時変化の分析・解析を進め、スラグの性質に与える影響を検証していくことが望まれる。またスラグの利用拡大のため、化学処理による新規材料の合成・開発研究も有望である。反応解析の手段としては、X線分析法や顕微鏡観察など各種機器分析法による同定・形態観察、各種元素分析法、湿式分析法など既存の手法を有機的に組み合わせるとともに、実環境下での物質の分析や時間変化の追跡のために最適化した手法や装置の開発・改良について検討していく。

運営組織(2021年4月1日現在)

 
 名前 役割 所属
 江場 宏美 座長 東京都市大学
 相本 道宏 日本製鉄株式会社
 乾 道春 株式会社コベルコ科研
 猪瀬 匡生 JFEスチール株式会社
 上原 伸夫 宇都宮大学大学院
 儀賀 義勝 大同分析リサーチ株式会社
 国村 伸祐 東京理科大学
 小林 能直 東京工業大学
 薮田 和哉 鐵鋼スラグ協会
(五十音順)

フォーラム活動予定(2021年度)

今年度は3回程度の情報交換・研究発表会を行う。鉄鋼関連材料の生産・利用状況やその化学的性質と課題について、またこれらの材料に活用可能な評価・分析手段や、新規の分析手法に関して、フォーラムメンバー内外の講師による情報提供・研究発表と議論を行う。
今年度中に検討課題や研究の方向性が明確となるよう、知見の集積や整理を進める。

2021年上期 第1回運営会議(フォーラム方針検討)
第1回研究発表会(情報交換、研究発表)

2021年下期 第2回研究発表会・運営会議(連携案検討)
第1回外部講師による講演会
第3回研究発表会・運営会議(1年間のまとめ)