2027年春季(第193回)

第193回国際セッションテーマ

国際セッション開設の目的、講演申込方法、各セッションの案内等をご確認の上、ふるってご参加ください。

1.国際セッションの目的
急速に進展する学術分野の国際化に対応するためには、学術論文誌のみならず、米国のMRSやTMSのように通常の講演大会に諸外国の研究者にも参加してもらい、研究成果を世界に向けて発信することが望まれます。今後の国際化の展開において、近隣諸国の研究者への情報発信源として日本鉄鋼協会を位置づけるための企画のひとつとして、講演大会協議会では英語を公用語とする国際セッションを計画しました。その目的を以下に列記します。
  • ミニ国際会議としてタイムリーなテーマで国際間交流ができる場を提供します。
  • 大学院学生や若手企業研究者が今後の国際化に対応しやすいように研究成果を発表する練習の場を提供します。
    できれば、海外の著名な研究者を招待して教育効果を上げます。
  • 日本国内滞在中の留学生や研究者が気楽に英語で発表できる場を提供し、帰国後も日本鉄鋼協会を通じた研究活動を展開してもらいます。
  • 若手研究者が本格的な国際会議を企画実施する練習として気軽に活用してもらいます。

なお、講演大会発表原稿とは別に、ISIJ Internationalへの投稿をお誘いしています。著者は「ISIJ International投稿規程」を必ずご参照下さい。 論文原稿は10ページ以内、ISIJ International掲載において審査が行われます。

2.セッションの案内

セッションA:計測・制御・システム工学分野
“Recent developments in sensing, control and systems in the steel industry”
(鉄鋼業における計測・制御・システム技術の最新動向)

提案者:諏訪晴彦(摂南大)、腰原敬弘(JFE)、西澤佑司(JFE)、平野弘二(日本製鉄)、井本考亮(神鋼)

 近年、デジタル技術の進歩が著しく鉄鋼業においてもDXの推進が進められている。本セッションでは、これを受けて、計測・制御・システムの各分野における最新の応用事例を紹介する。最先端の技術に関して議論するとともに、今後の各分野での技術開発の進め方を展望する。

セッションB:創形創質工学分野
“Modeling and characterization in steel and other metallic materials”
(鉄鋼および各種金属材料におけるモデリングと特性評価)

提案者:朴亨原(公立小松大)、牧山高大(ものつくり大)、吉田健吾(静大)、早川邦夫(静大)

 本国際セッションでは、鉄鋼および各種金属材料を対象として、所望の形状・寸法と組織/特性を付与する加工プロセスに関する最新の研究動向を俯瞰する。延性破壊、熱間加工における変形挙動と組織形成、管成形を題材に、実験的評価、モデリングおよびシミュレーションを通じて、プロセス条件―材料応答―組織形成―製品性能の連関について議論する。海外招待講演および国内講演を通じて、創形創質工学における現象理解、品質・機能設計ならびにその応用について展望する。