自動車技術会・日本鉄鋼協会・日本金属学会共催
第6回自動車関連材料合同シンポジウム「モビリティの未来に貢献する材料技術の最新動向」
Recent Trends in Materials Technology Contributing to the Future of the Mobility Society

 近年の自動車を取り巻く環境は、従来からの課題である環境負荷低減、軽量化、燃費向上などに加え、電動化、安全性、自動運転、そしてカーボンニュートラルなどに代表される課題への対応も求められ、自動車を大変革させる必要があると言っても過言ではない。日本金属学会では、多くの材料を利用し日々進化している自動車技術に焦点を当て、その技術の未来を基盤から支える材料技術における最新の動向について、日本鉄鋼協会、自動車技術会と合同でシンポジウムを2018年度から企画してきた。本シンポジウムでは日本金属学会からの講演者に加え、自動車技術会、日本鉄鋼協会など他学協会から自動車および鉄鋼メーカーの製造関係者ならびに材料研究者を迎えて講演していただき、自動車用材料技術の最新の研究動向や方向性を共有するとともに、講演大会参加者の研究における一助となることを目的とする。

日時: 2024年9月18日(水)10:00~15:45
場所: 大阪大学 豊中キャンパス
全学教育推進機構 講義B棟1階大講義室(日本金属学会 R会場)
〒560-0043 大阪府豊中市待兼山町1
大阪モノレール  柴原阪大前駅下車 徒歩約7~15分
参加費: 無料
申込方法:

完全事前登録制

【日本鉄鋼協会講演大会に参加される方】

講演大会概要集「材料とプロセス」を年間予約された方、あるいは前期または後期(当日)申込される方は、シンポジウムへの参加登録手続きは不要です。

【日本鉄鋼協会関連シンポジウムのみに参加される方】

協会Webページ 「6. 併催イベント(学生ポスターセッションの聴講、併催シンポジウム)のみ参加申込み」から参加登録手続きをしてください。(申込期間:2024年8月23日(金)~9月20日(金)14:00まで)

【日本金属学会講演大会に参加される方】

シンポジウムへの参加登録手続きは不要です。

プログラム:

座長 林 重成(10:00~12:15)
10:00-10:05 開会挨拶
井上 純哉(東京大学)
10:05-10:35 鑑講演「商用車のカーボンニュートラルと材料技術」
佐々木 豊(日野自動車(株))
10:35-11:05 基調講演「先進高強度鋼板の最新動向」
岡本 力(日本製鉄(株))
休憩 10分
11:15-11:45 基調講演「グリーンイノベーションの資源パラドックス問題」
山末 英嗣(立命館大学)
11:45-12:15 基調講演「鋼材の特性と加工を両立するホットスタンプ技術」
久保 雅寛(日本製鉄(株))
休憩 75分
座長 井上 純哉(13:30~15:45)
13:30-14:00 基調講演「将来モビリティの環境目標に向けた材料技術」
豊田 裕介((株)本田技研研究所)
14:00-14:30 基調講演「構造材料研究のためのデジタル・トランスフォーメーション(DX)技術の検討」
吉見 享祐(東北大学)
休憩 10分
14:40-15:10 基調講演「モビリティを支えるアルミニウム素形材とその材料技術」
角 慎一郎(日本軽金属(株))
15:10-15:40 基調講演「NIMSにおけるデータ創出・活用型硬・軟磁性材料開発」
大久保 忠勝(NIMS)
15:40-15:45 閉会挨拶
林 重成(北海道大学)