チタンは高比強度や高耐食性などの優れた特性を有し、航空・宇宙産業をはじめ化学工業分野や生体材料分野等で活用されている。本第139回 金属物性研究会では、中国四国支部においてチタン・チタン合金の研究を精力的に進めている研究室の研究者が集い、チタン研究の情報交換を行い深く議論する場を提供します。チタン・チタン合金の研究・開発にご興味のある方はぜひ積極的なご参加をお願い申し上げます。

共催：日本金属学会・日本鉄鋼協会 中国四国支部および軽金属学会 中国四国支部

日時：2023年12月14日（木） 13:00～17:30

場所：ピュアリティまきび　2階小会議場

プログラム：

13:00～13:05

開催の挨拶
岡山大学　竹元嘉利

研究会
座長：岡山大学　竹元嘉利

13:10～13:40

「Ti-4Mo合金の時効後期過程における相変態挙動に及ぼす酸素添加効果」
愛媛大学大学院　〇江森希望（M2）、小林千悟、岡野 聡

13:40～14:10

「Ti-Mo-O合金の機械的特性に及ぼす組織形成ならびに組成分配の影響」
愛媛大学大学院　〇芝田翔真（M1）、小林千悟、岡野 聡

14:10～14:20

休憩

座長：愛媛大学　小林千悟

14:20～14:50

「Ti-20Nb合金の相変化に及ぼす焼戻し速度の影響」
岡山大学大学院　〇尾形陸斗（M2）、竹元嘉利、岡山理科大学　清水一郎

14:50～15:20

「Ti-10V-2Fe-3Al合金の焼戻しに伴う機械特性変化」
岡山大学大学院　〇四宮大輝（M2）、石原大暉、竹元嘉利

15:20～15:30

休憩

招待講演
座長：岡山大学　竹元嘉利

15:30～16:30

「マルテンサイト組織を有するTi-NbおよびTi-18Nb-ｘAl合金の材料特性」
鈴鹿工業高等専門学校 〇万谷義和

16:30～17:30

総合討論
「チタン合金の相変態のパスと形成組織についての疑問」
話題提供：愛媛大学　小林千悟

参加費：無料（事前申し込み不要）

世話人：竹元嘉利（岡山大学）、小林千悟（愛媛大学）