材料製造プロセス中、ダイカストは高生産性で生産コストが低い,寸法精度が良い等の利点を備えた鋳造プロセスである。しかしながら,ダイカストに用いられる合金には湯流れ性が良い,鋳造割れが少ない,凝固収縮が小さい,金型への焼付き・溶着・溶損が少ない等のプロセスにおいて要求される性質だけでなく,強度,伸び,耐食性等の製品に要求される性質を満たす必要があるため,その合金設計は非常に複雑なものとなっている。また,高生産性プロセス中、金型寿命は生産コストに大きな影響を与えるため高寿命金型材料の開発が望まれている。本研究会では,耐熱鋼・AlおよびMg合金の開発に関する最新の動向について情報を提供します。
主催 | 日本金属学会・日本鉄鋼協会中国四国支部
(企画世話人 広島大学 松木一弘,杉尾健次郎,崔龍範,許哲峰) | 共催 | 軽金属学会中国四国支部, 広島大学革新的ものづくり研究拠点, 日本機械学会中国四国支部 | 日時 | 平成28年6月17日(金) 13:00 ~ 16:00 | 場所 | 広島大学 工学部 114講義室(〒739-8528 東広島市鏡山1-4-1) |
|
| プログラム | 13:00~13:05 |
| 開会の挨拶 広島大学 大学院工学研究院 松木 一弘 | 0)13:05~13:30 |
| 高機能難加工材の製造・先端加工システム開発による革新的ものづくり研究拠点の紹介 |
| 広島大学 Hi-NoMリーダー 篠崎 賢二 | 座長:松木 一弘(広島大学) | 1)13:30~14:10 |
| 「耐熱鋼の開発における考え方 ―ミクロ組織と特性―」 |
| 名古屋大学 村田 純教 | 座長:許 哲峰(広島大学) | 2)14:10~14:50 |
| 「最近のアルミニウム合金鋳物・ダイカストの変遷」 |
| リョービ(株) 駒崎 徹 | 座長:崔 龍範(広島大学) | 3)14:50~15:30 |
| 「最近の欧米におけるマグネシウム製品状況と日本での展望」 |
| 森村商事(株) 虫明 守行 | 座長:松木 一弘(広島大学) | 4)15:30~15:50 |
| 総合討論 閉会挨拶 | 15:50~16:00 |
| 閉会の挨拶 広島大学 大学院工学研究院 杉尾 健次郎 |
|