材料の組織と特性部会 「ステンレス鋼の組織と機械的性質」自主フォーラム 「ステンレス鋼の機械的性質に及ぼす結晶粒径の影響」シンポジウム 開催案内
ステンレス鋼は耐食性・耐熱性だけでなく優れた機械的性質を有し、幅広い用途に使われています。ステンレス鋼の機械的性質は合金元素や組織によって制御することができ、本自主フォーラムでは、主に組織の観点から検討しています。今回のシンポジウムでは、特に機械的性質に及ぼす結晶粒径の影響に焦点を当て、最近のこれまでに蓄積してきた知見と新しい研究成果を紹介し、大学や企業の垣根を越えた情報交換・技術討論を行いたいと考えております。 1. 日時:2016年3月23日(水) 13:00~16:35 2. 場所:第171回春季講演大会 第11会場 (東京理科大学 葛飾キャンパス 講義棟6階604教室) 3. プログラム: 13:00~13:05 開会の挨拶 ステンレス鋼の組織と機械的性質自主フォーラム座長 高木節雄(九州大学) 座長:柘植 信二(新日鐵住金ステンレス) 基調講演 13:05~13:35「鉄の転位強化に及ぼす結晶粒径の影響」 高木節雄(九州大学) 13:35~13:55「12Crステンレス鋼の加工硬化特性に及ぼす結晶粒径の影響」 吉野 正崇(JFEスチール) 13:55~14:15「低Cマルテンサイト系ステンレス鋼の降伏挙動に与える旧オーステナイト粒径の影響」 上田 理人(愛知製鋼) 14:15~14:35「Cr-Ni-Siマルテンサイト系ステンレス鋼の逆変態組織と引張特性」 守本 芳樹(日新製鋼) 14:35~14:45 休憩 座長:上 力(JFEスチール) 14:45~15:05「調質熱処理した準安定オーステナイト系ステンレス鋼のミクロ組織と機械的性質」 安達 和彦(新日鐵住金) 15:05~15:25「オーステナイト系Fe-Ni、Fe-Cr-Ni合金における加工硬化挙動」 古庄 千紘(大同特殊鋼) 15:25~15:45「オーステナイト系ステンレス鋼の加工硬化挙動に及ぼす結晶粒度と時効処理の影響」 細田 孝(山陽特殊製鋼) 15:45~16:05「冷間加工された高強度ステンレス鋼線の機械的性質と金属組織の関係」 山先 祥太(新日鐵住金ステンレス) 16:05~16:25「二相ステンレス鋼の組織と機械特性」 韋 富高(日本冶金工業) 16:25~16:35 総括 高木節雄(九州大学) 4. 参加費:無料 ※資料(講演概要)は当日会場で配布,事前申込み不要。 ※シンポジウムのみに参加する場合,鉄鋼協会受付にお立ち寄りいただく必要はありませんので,直接シンポジウム会場へお越し下さい。
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