開催日時: | 2011年10月13日(木) 9:30~17:00 |
開催場所: | (財)大阪科学技術センター 4階404号室 (大阪市西区靱本町1-8-4) |
プログラム: |
9:30~10:30 | 【講義】 ミクロ組織から見た鉄鋼材料の魅力(大阪大学・掛下先生) |
10:40~12:00 | 【講義】 平衡状態図と熱力学(大阪大学・田中先生) |
13:00~14:50 | 【講義】 鋼の相変態と熱処理(大阪大学・荒木先生) |
15:10~17:00 | 【講義】 鋼の強度と加工(大阪大学・宇都宮先生) |
講 師: | 掛下 知行 教授、田中 敏宏 教授、荒木 秀樹 教授、宇都宮 裕 教授(大阪大学 大学院工学研究科マテリアル生産科学専攻) |
募集人員: | 40名 |
参加費用: | 会員20,000円、非会員30,000円、学生2,000円 (テキスト代・消費税込み) |
内 容: | 鉄鋼材料はその恵まれた性質や豊富な資源量などから、21世紀においても構造材料の主役として一層の発展が期待されています。しかしながら、鉄鋼材料に関する理解の不足から、その特性が十分に生かされていない使用例もみられるようです。本セミナーは鉄鋼ユーザー、製造、流通等に関わる技術者を主な対象とし、鉄鋼材料の理解を深めていただくために企画した基礎講座です。内容は鉄鋼材料の力学的性質が製造プロセスに依存して変化するミクロ組織にきわめて敏感であることを理解することに焦点を当て、(1) ミクロ組織から見た鉄鋼材料の魅力、(2) 平衡状態図と熱力学、(3) 鋼の相変態と熱処理、(4) 鋼の強度と加工、について最近の話題も含めて平易に講義します。内容は大学工学部材料系学科の2,3年次の講義レベルとし、鉄鋼材料の講義を受けたことのない技術者・研究者を主な対象としますが、鉄の熱処理による組織制御の仕組みをもう一度系統的に理解し、現在抱えている問題解決のヒントを得ようとされる方にも役立つ講義を目指します。 |