体心立方相を主体としたチタン合金は、最近の研究により、室温強度のみならず、高温特性、生体親和性、超弾性特性、形状記憶特性などにも優れていることが判明した。本成果報告会では、チタン研究会メンバーが中心となり、このような体心立方系チタン合金の新しい展開に係わる最新の研究成果を述べる。
1.日 時: | 2007年9月19日(水) 9:00~12:05 | 2.場 所: | 日本鉄鋼協会第154回秋季講演大会 第15会場 (岐阜大学 柳戸地区) |
| 3.プログラム: | 9:00~9:05 | 開会の挨拶 | 研究会主査 萩原益夫(九工大) | 座長 荒木秀樹(阪大) | 9:05~9:30 | Ti-13Cr-1Fe-Al合金の機械的性質に及ぼすAl添加の影響: | ○池田勝彦(関西大)、小川道治(大同特殊鋼) | 9:30~9:55 | 高窒素チタン合金の微細β相分散による高延性化: | ○土山聡宏(九大) | 9:55~10:15 | 水素を利用したチタン合金の組織制御: | ○今野 昂(東北大院)、成島尚之、大内千秋(東北大) | 10:15~10:40 | TiNi合金の粒界制御と粒界構造 | ○西田 稔(九大) | 座長 土山聡宏(九大) | 10:50~11:15 | Ti-Mo合金系の加工特性と微細組織: | ○竹元嘉利、清水一郎(岡山大) | 11:15~11:35 | 衝撃圧縮負荷を受けたTi-Mo合金の時効にともなう内部組織変化について: | ○助台榮一(岡山理大) | 11:35~12:00 | TiNi合金のマルテンサイト変態前駆現象の陽電子消滅同時計測ドップラー幅広がり法による観察: | ○荒木秀樹(阪大)、山野裕子(阪大院)、勝山仁哉、水野正隆、白井泰治(阪大) | 12:00~12:05 | 閉会の挨拶 |
| 4.参加費: | 無料 |
問合せ先:
九州工業大学 先端エコフィッティング技術研究 開発センター 萩原益夫 〒808-0196 北九州市若松区ひびきの2-4 Tel:093-695-6235、e-mail: hagiwara@lsse.kyutech.ac.jp |
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