現在、エネルギーや自然環境に関して地球規模でいろいろな問題が提起され、これらの問題を解決するために、科学教育の果たす役割がますます重要視されてきています。また、今日の日本の発展を支えてきたのは、製造業を中心とした科学技術であり、科学技術を発達させた科学教育の成果です。ところが、国内的には青少年の理工系離れがいっそう加速される状態となっております。 本会では、青少年に大学以前の高校時代に純粋科学更に技術にも興味を持ってもらうために、まず高等学校の理数系の先生に、製鉄所・研究所見学と懇談会を通して、製造業の中心的役割を果たしてきた「鉄鋼業」がいかに科学と技術を壮大に、有機的に結びつけて成り立っている産業であるか、鉄鋼会社で、学校教育の中で教えている原理・原則がどのように生かされ、プロセスに利用され、システム化されているかを先生方に理解していただき、ものづくり教育に注力していただく必要があると考え、本会育成委員会の下に「ものづくり教育WG」(主査 永田和宏 東京工業大学教授)を設置し、「製鉄所見学と鉄鋼技術者・研究者との懇談会」を各地区で実施しております。 ポスターはこちら(Word)
平成16年度の実施地区は以下の通りです。※ | 今回実施しない地区の方で参加ご希望の方は、最寄りの地区で定員に余裕がある場合には参加可能ですので、期限までにお申込み下さい。参加可否は追ってご連絡いたします。
| ※ | 理数系でない方や小中学校の教諭の方でも参加を受け付けておりますので、実行担当者までご相談下さい。
| ■ | 関東地区 | | | 対象県:東京、千葉、埼玉、神奈川、山梨、茨城、栃木、群馬、新潟 | | 日程: | 平成16年8月19日(木)~20日(金) | | 場所: | JFEスチール(株)東日本製鉄所(京浜)および | | | スチール研究所(京浜)(神奈川県川崎市) | | 申込期限: | 平成16年6月30日(水) | | | | 募集要領:ここからダウンロードして下さい(Word形式) | | ■ | 東海地区 | | | 対象県: | 愛知、岐阜、三重、静岡、富山、長野 | | 日程: | 平成16年8月19日(木)~20日(金) | | 場所: | 新日本製鐵(株)名古屋製鉄所(愛知県東海市) | | | 大同特殊鋼(株)技術開発研究所(愛知県名古屋市) | | 申込期限: | 平成16年6月18日(金) | | 募集要領・申込書:ここからダウンロードして下さい(Word形式) | | ■ | 関西地区 | | | 対象県:石川、福井、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山 | | 日程: | 平成16年8月19日(木)~20日(金) | | 場所: | 住友金属工業(株)和歌山製鉄所および同製鉄所内研究施設 | | | (住友金属テクノロジー(株))(和歌山県和歌山市) | | 申込期限: | 平成16年6月18日(金) | | | | 募集要領:ここからダウンロードして下さい(Word形式) |
平成16年度 関東地区「製鉄所見学と鉄鋼技術者・研究者との懇談会」募集要項1.主催 | 社団法人 日本鉄鋼協会 |
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| 2.目的 | 高等学校の理科・数学の教員を対象に鉄鋼業に関しての施設見学および技術者や研究者との懇談会を開催し、製造業に関する正しい科学知識の普及と教員の実体験を通じ、21世紀に生きる生徒達にとって魅力ある科学教育を探る。 |
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| 3.参加対象、募集人員
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| 関東地区高等学校の理数系の教諭、20名 |
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| 4.見学先 | JFEスチール株式会社 東日本製鉄所(京浜) 〒210-0868 神奈川県川崎市川崎区扇島1番地 電話:044-322-1115 JFEスチール株式会社 スチール研究所(京浜) 〒210-0855 神奈川県川崎市川崎区南渡田町1番1号 電話:044-322-6123 |
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| 5.開催時期、日程
| 8月19日(木)製鉄所見学
| 11:00 | JR鶴見線 浜川崎駅集合 JR鶴見線 10:40発「扇町」行きに乗車 ↓ 10:55 にJR浜川崎着(改札は1箇所です) (注意)本数が少ないので乗り遅れないよう御注意ください | 11:00~11:30 | 扇島アメニティホールへ移動 | 11:30~13:00 | ガイダンス&昼食(於、アメニティ大ホール) | 13:00~16:30 | 京浜製鉄所見学(高炉、転炉、厚板、※リサイクル) ※ リサイクルのみ車中見学の予定 | 16:30~17:00 | (宿泊先)JFEスチール横浜研修所へ移動 〒230-0012 横浜市鶴見区下末吉6-10-36 電話:045-571-5261 | 17:00~ | 懇談会&夕食 | ――宿泊―― |
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| 8月20日(金)研究所見学
| ~ 9:00 | 朝食後、スチール研究所(京浜)へ移動 | 9:00~10:00 | ガイダンス | 10:00~12:00 | 研究所見学 | 12:00~13:00 | 昼食 | 13:00~15:00 | 懇談会、アンケート | 15:00 | 解散(JR浜川崎駅) |
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| 6.内容及び実施方法
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| 本企画は従来の多くの工場見学に見られるような設備等の見学のみでなく、高校の先生方と企業の技術者や研究者との討論と懇談にも同等の重きを置きます。したがって、高校の先生方に主体性を持ってもらい、それに対して鉄鋼会社側も積極的に熱意を持って対応するという形式をとりたいと思います。そのためには、次の点について十分検討します。
1) | 見学と懇談会で何を知り、どんな知識を得たいかを予め検討します。 参加者の確定後、先生方に鉄鋼業に対するパンフレット等(事前に送付いたします)を読んでいただき、それをもとに見学に対する希望等を提出してもらいます。 | 2) | 企業側においてどのような見学会、懇談会とするかについて提案します。 例えば、双方から発題提案をしそれをもとに討論いたします。 テーマの一例として、 ・最新の技術開発で数学は、物理は、化学はどんな役割を果たしているか? ・現在の高校生は製造業にどんなイメージを持っているか? | 3) | 見学と懇談会後、A4判用紙1枚程度のレポートを提出していただき、次年度以降の双方の参考にいたします。 | 4) | 見学と懇談会後、アンケート調査を行い今後の参考とします。内容は見学についてだけでなく、幅広いものとし高校の先生の考え方等も理解できるように配慮します。
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| 7.費用 | 往復の交通費、宿泊費、食事代については、日本鉄鋼協会にて負担いたします。交通費につきましては、当会規程にもとづき、現金にて支給いたします。(詳細は、参加者の確定後ご連絡いたします。) |
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| 8.宿泊 | 日本鉄鋼協会が手配いたします。 |
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| 9.お申し込み方法 | 参加を希望する方は、こちらの申込用紙に必要事項を記入し、平成16年6月30日(水)迄にお申し込み下さい。 |
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| 10.申込先および連絡先
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| 日本鉄鋼協会 関東地区 担当 金子智子(日本鉄鋼協会 育成グループ) 〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-2 新倉ビル2階 TEL:03-5209-7012 FAX:03-3257-1110 E-mail:educact@isij.or.jp |
以上
平成16年度 関西地区「製鉄所見学と鉄鋼技術者・研究者との懇談会」募集要項
1.主催 | 社団法人 日本鉄鋼協会 |
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| 2.目的 | 高等学校の理科・数学の教員を対象に鉄鋼業に関しての施設見学および技術者や研究者との懇談会を開催し、製造業に関する正しい科学知識の普及と教員の実体験を通じ、21世紀に生きる生徒達にとって魅力ある科学教育を探る。 |
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| 3.参加対象、募集人員
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| 東海地区高等学校の理数系の教諭、20名 |
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| 4.見学先 | 新日本製鐵株式会社 名古屋製鉄所 〒476-8686 愛知県東海市東海町5-3 電話052-603-7626 大同特殊鋼株式会社 技術開発研究所 〒457-8545 愛知県名古屋市南区大同町2-30 電話052-611-9420 |
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| 5.開催時期、日程
| 8月19日(木) 新日本製鐵(株)名古屋製鉄所
| 12:00 | 見学者ホール集合 | 12:15~12:20 | 引率者挨拶、オリエンテーション | 12:20~13:00 | 昼食 | 13:00 | 製鉄副所長挨拶、見学者代表挨拶 | 13:10~13:40 | 新日鐵名古屋製鉄所概要紹介ビデオ、鉄鋼協会PRビデオ上映 | 13:40~15:45 | 製鉄所見学 | 16:30~18:00 | 懇談会(グループ討議) | ――宿泊―― | |
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| 8月20日(金) 大同特殊鋼(株)技術開発研究所 | 8:30~ 9:30 | 大同町 大同特殊鋼(株)技術開発研究所に移動 | 9:30~10:10 | 受け入れ先挨拶、技術開発研究所概要説明 | 10:10~11:40 | 技術開発研究所見学 | 11:40~12:00 | 質疑応答 | 12:00~13:00 | 昼食 | 13:00~14:00 | 総合討論 | 14:00~14:15 | アンケート記入 | 14:15~14:30 | 挨拶、解散(名古屋鉄道大同町駅) |
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| 6.内容及び実施方法
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| 本企画は従来の多くの工場見学に見られるような設備等の見学のみでなく、高校の先生方と企業の技術者や研究者との討論と懇談にも同等の重きを置きます。したがって、高校の先生方に主体性を持ってもらい、それに対して鉄鋼会社側も積極的に熱意を持って対応するという形式をとりたいと思います。そのためには、次の点について十分検討します。
1) | 見学と懇談会で何を知り、どんな知識を得たいかを予め検討します。 参加者の確定後、先生方に鉄鋼業に対するパンフレット等(事前に送付いたします)を読んでいただき、それをもとに見学に対する希望等を提出してもらいます。 | 2) | 企業側においてどのような見学会、懇談会とするかについて提案します。 例えば、双方から発題提案をしそれをもとに討論いたします。 テーマの一例として、 ・最新の技術開発で数学は、物理は、化学はどんな役割を果たしているか? ・現在の高校生は製造業にどんなイメージを持っているか? | 3) | 見学と懇談会後、A4判用紙1枚程度のレポートを提出していただき、次年度以降の双方の参考にいたします。 | 4) | 見学と懇談会後、アンケート調査を行い今後の参考とします。内容は見学についてだけでなく、幅広いものとし高校の先生の考え方等も理解できるように配慮します。
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| 7.費用 | 往復の交通費、宿泊費、食事代については、日本鉄鋼協会にて負担いたします。交通費につきましては、当会規程にもとづき、現金にて支給いたします。(詳細は、参加者の確定後ご連絡いたします。) |
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| 8.宿泊 | 日本鉄鋼協会が手配いたします。 |
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| 9.お申し込み方法 | 参加を希望する方は、こちらの申込用紙に必要事項を記入し、平成16年6月18日(金)迄にお申し込み下さい。 |
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| 10.申込先および連絡先
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| 日本鉄鋼協会 東海地区 委員 務川 進(新日本製鐵㈱名古屋技術研究部製鋼研究主任研究員) 〒476-8686 愛知県東海市東海町5-3 TEL: 052-603-7626 FAX: 052-603-7620 E-mail:smukawa@nagoya.nsc.co.jp |
以上
平成16年度 東海地区「製鉄所見学と鉄鋼技術者・研究者との懇談会」募集要項1.主催 | 社団法人 日本鉄鋼協会 |
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| 2.目的 | 高等学校の理科・数学の教員を対象に鉄鋼業に関しての施設見学および技術者や研究者との懇談会を開催し、製造業に関する正しい科学知識の普及と教員の実体験を通じ、21世紀に生きる生徒達にとって魅力ある科学教育を探る。 |
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| 3.参加対象、募集人員
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| 今年度は、石川県、福井県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県の8府県の高等学校の理数系の教諭、20名(但し応募者が多数の場合は抽選)
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| 4.見学先 | 住友金属工業株式会社 和歌山製鉄所および同製鉄所内研究施設 (住友金属テクノロジー株式会社) 〒640-8555 和歌山県和歌山市湊1850 |
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| 5.開催時期、日程
| 8月19日(木)
| 12:00 | 集合(集合場所) | 12:00~13:00 | 昼食 | 13:00~13:30 | 製鉄所概要説明 | 13:30~16:00 | 製鉄所見学及び質疑 | 16:00~18:00 | 懇談会(グループ討議) | 16:00~19:00 | 宿泊所に移動 | 19:00~20:30 | 夕食・懇親会 | ――宿泊―― | |
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| 8月20日(金)
| 9:30~12:00 | 研究施設見学(概要説明、質疑含む) | 12:00~13:00 | 昼食 | 13:00~15:00 | 講演会 | 15:00~15:10 | アンケート記入 | 15:30 | 解散 |
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| 6.内容及び実施方法
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| 本企画は従来の多くの工場見学に見られるような設備等の見学のみでなく、高校の先生方と企業の技術者や研究者との討論と懇談にも同等の重きを置きます。したがって、高校の先生方に主体性を持ってもらい、それに対して鉄鋼会社側も積極的に熱意を持って対応するという形式をとりたいと思います。そのためには、次の点について十分検討します。
1) | 見学と懇談会で何を知り、どんな知識を得たいかを予め検討します。 参加者の確定後、先生方に鉄鋼業に対するパンフレット等(事前に送付いたします)を読んでいただき、それをもとに見学に対する希望等を提出してもらいます。 | 2) | 企業側においてどのような見学会、懇談会とするかについて提案します。 例えば、双方から発題提案をしそれをもとに討論いたします。 テーマの一例として、 ・最新の技術開発で数学は、物理は、化学はどんな役割を果たしているか? ・現在の高校生は製造業にどんなイメージを持っているか? | 3) | 見学と懇談会後、A4判用紙1枚程度のレポートを提出していただき、次年度以降の双方の参考にいたします。 | 4) | 見学と懇談会後、アンケート調査を行い今後の参考とします。内容は見学についてだけでなく、幅広いものとし高校の先生の考え方等も理解できるように配慮します。
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| 7.費用 | 往復の交通費、宿泊費、食事代については、日本鉄鋼協会にて負担いたします。交通費につきましては、当会規程にもとづき、現金にて支給いたします。(詳細は、参加者の確定後ご連絡いたします。) |
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| 8.宿泊 | 日本鉄鋼協会が手配いたします。 |
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| 9.お申し込み方法 | 参加を希望する方は、 こちらの申込用紙に必要事項を記入し、平成16年6月18日(金)迄にお申し込み下さい。 |
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| 10.申込先および連絡先
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| 日本鉄鋼協会 関西支部 理事 屋鋪裕義(住友金属工業(株)総合技術研究所) 〒660-0891 尼崎市扶桑町1-8 TEL:06-6489-5722、FAX:06-6489-5790 E-mail:yashiki-hry@sumitomometals.co.jp
実行担当 福岡伸介(住友金属工業(株)和歌山製鉄所) 〒640-8555 和歌山市湊 1850 TEL:073-451-1158、FAX:073-451-2035 E-mail:fukuoka-sns@sumitomometals.co.jp |
以上 |