セラミックス・鉱石・セメント類分析技術はセラミックス、鉄鋼、非鉄、セメントなどの製造技術の進歩に大きく寄与する形で高度化し、現在では世界最高水準に到達しています。これらの分析技術を次世代に継承することは我々の義務でもあると考え、日本分析化学会分析信頼性委員会(委員長:二瓶好正(東理大))では「分析信頼性実務者レベル講習会-セラミックス・鉱石・セメント類分析技術セミナ-」を開催し、これら原材料の湿式化学分析技術を中心とした技術・技能の伝承を図る企画を実行致します。講師陣には、各分野の専門家として実務経験を含めて最高の権威者を当てています。各講師の実務経験、高度な知識をベ-スにセラミックス・鉱石・セメント類の湿式化学分析の技術やノウハウを中心に講義を行います。 本セミナ-では、今後の国際的な分析試験所認定制度の対応も図れるように、講義を受講して実技及び筆記試験に合格した受講者には、「セラミックス・鉱石・セメント類分析技術」の習得に関して実務者レベルの修了証書を日本分析化学会から発行します。本修了証書は、セミナ-参加者の所属機関がISO17025に基づく分析試験所の認定を受ける際には、セラミックス・鉱石・セメント類分析に関する技術的教育を受けたことの実績として評価することが試験所認定機関と日本分析化学会との間で合意されています。奮ってご参加ください。 |
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1.日程 | 受講申込締切:7月24日(水)必着厳守 |
測定試料の配布:8月2日 (金)送付予定 |
分析結果の報告締切:9月25日(水)必着 |
2.講習日: | 11月14日(木)10時~19時 |
11月15日(金)9時30分~16時40分 |
3.会場 | ゆうぽうと五反田〔東京都品川区西五反田8-4-13〕 |
4.目的 | 分析技能の向上と分析試験所認定へ向けての個人の技能の確認と技術の修得等の教育・訓練。 |
5.対象者 | セラミックス・鉱石・セメント類分析の実務を担当する技術者あるいは関連部門のスタッフ、管理者。 |
6.測定試料 | 鉄鉱石及び石英粉の天然原料 |
7.分析項目 | (1)鉄鉱石中全鉄の容量分析法、(2)石英粉中二酸化ケイ素の重量分析法((1)、又は(2)のどちらかを選択。 なお、両方の実技試験を受講することも可能です)。 |
8.受講申込締切 | 7月24日(水)(必着) |
9.募集定員 | 50名。定員に達ししだい締め切ります。 |
10.受講料 | 会員(含団体会員)55,000円(65,000円)、会員外80,000円(90,000円)。 但し、上記分析項目のどちらか1試料の受講料です。(1)と(2)の両方を受験する場合は、 ( )内の受講料となります。 なお、講義のみ受講の場合は、会員40,000円、会員外50,000円となります。 |
11.セミナ-概要 | 実技試験、講義、技術交流会、筆記試験(実技受講者のみ)、および判定で構成されます。 |
講義内容 |
ラミックス分析法概論 石塚紀夫(新潟大理)。 |
セラミックス試料の前処理法、化学分析法 上蓑義則(産総研中部セ) |
鉄鋼原材料分析概論、試料前処理法、化学分析法 鈴木節雄(ニッテクリサ-チ) |
非鉄原材料分析法概論、試料前処理法、化学分析法 林部 豊(三菱マテリアル) |
セラミックス中の炭素・酸素・窒素分析 柘植 明(産総研中部セ) |
原子吸光分析法 高田九二雄(東北大金研) |
ICP発光分光分析法. 藤本京子(川鉄) |
機器分析法(蛍光X線分析法) 石橋耀一(鋼管計測) |
12.詳細内容・参加申込み | 下記までお問い合わせの上、お申し込み下さい。 |