「ISIJ International」
特集号「Quantitative analysis and modeling of solidification phenomena related to macrosegregation and cast defect(マクロ偏析と鋳造欠陥に関する凝固現象の定量的解析及びモデリング)」
原稿募集のご案内(投稿期限:2022年10月20日)

各種鋼材の連続鋳造法、大型インゴット造塊法、遠心鋳造法など様々な鋳造法において、鋳型の大きさや凝固条件によってV偏析、中心偏析、チャンネル型偏析、バンド状偏析等のマクロ偏析や鋳造欠陥が発生する。これらの欠陥は2次加工を困難にし、最終製品の品質の低下を招く。正常な凝固組織品を得るためには、鋼種に含まれる元素の種類に対応したデンドライト成長と濃度分布の解析に沿った凝固現象の理解が必須である。本特集号では、マクロ偏析やマクロスケールの鋳造欠陥の生成機構に関わる最新の研究成果を特集する。一般的な実験以外にも、その場観察、モデル実験、シミュレーション解析を駆使し、偏析や欠陥に関する定量的解析やモデルの提案も含む。3次元解析を駆使した解析、デンドライト間の溶質濃化相の流動現象、ミクロ及びマクロ偏析の解析、鋳造欠陥生成のモデリング、偏析制御技術の今後の展開についてなど、幅広い視点から研究成果を募集する。

1.スコープ
連続鋳造法や大型インゴット造塊法等の各種鋳造法に潜むマクロ偏析や鋳造欠陥の生成機構を明らかにするため、通常の実験、その場観察、モデル実験、シミュレーション解析等の多種多様な実験と、それらに基づく凝固組織形成機構に関する基礎研究から応用技術開発までの最新の研究成果を収集する。
2.投稿締切
2022年10月20日(木)必着
(締切日を過ぎて投稿された原稿は通常の投稿原稿として受付けます)
3.発刊予定
「ISIJ International」Vol.63(2023年)No.7(2023年7月発刊)
4.投稿規定、審査方法
投稿規定は、ISIJ Internationalサイト掲載の投稿規程、執筆要領をご参照ください。
審査は通常の審査方法に準拠します。
5.企画世話人・問合せ先
九州大学 大学院工学研究院 教授 宮原広郁
TEL. 092-802-2955 FAX. 092-802-2990 (共通) E-mail: miyahara@zaiko.kyushu-u.ac.jp
6.原稿送付先
下記サイトの電子投稿画面からご投稿ください。

ISIJ International(J-STAGE)

電子投稿の操作に関しご不明の点は、本会編集グループにご連絡ください。
(TEL. 03-3669-5933 E-mail: editol@isij.or.jp)