「鉄と鋼」第103巻第6号特集号「資源自由度拡大に資する鉄鉱石処理プロセス」原稿募集のご案内(投稿締切日:2016年8月1日)(2016/01/19)
この10数年の間に世界の鉄鋼生産増大に伴い、鉄鉱石資源事情は大きく変化しました。豪州系は従来劣質と認識されていたマラマンバ鉱石や高Pブロックマン鉱石などのブレンド鉱が主要鉱石との位置付けとなりました。鉄鉱石資源の変化の一例として、マグネタイト精鉱などのFe2+含有量の高い、かつ微粉原料の有効利用が今後は求められます。このような原料性状の変化に対応しつつ高品質な焼結鉱の製造につながる基礎的知見の提供を、「資源対応型高品質焼結鉱製造プロセス」研究会において進めてきました。
本号はその研究会の成果報告と共に、資源の低品位化・微粉化に対応する原料処理技術や焼結鉱の高品質化に関する最近の研究成果を取りまとめ、焼結プロセスをはじめとする予備処理プロセスの資源自由度拡大に資することを目的として企画いたしました。該当分野の原稿を広く募集いたしますので、奮ってご応募ください。
1.スコープ:
資源の低品位化・微粉化に対応する原料処理技術や焼結鉱の高品質化に関する研究成果を取りまとめ、焼結プロセスをはじめとする原料処理プロセスの資源自由度拡大に資することを目指す。
2.投稿締切:
2016年8月1日(月)必着
(締切日を過ぎて投稿された原稿は通常の投稿原稿として受付けます)
3.発刊予定:
「鉄と鋼」Vol.103(2017年), No.6(2017年6月発刊)
4.投稿規定、審査方法:
投稿規定等は、「鉄と鋼」ページをご参照ください。
審査は通常の審査方法に準拠します。
5.企画世話人・問合せ先:
村上 太一 東北大学大学院環境科学研究科 先端環境創成学専攻 准教授
TEL.&FAX. 022-795-4896 E-mail: taichi@material.tohoku.ac.jp
6.原稿送付先:
下記サイトの電子投稿画面からご投稿ください。
電子投稿の操作に関しご不明の点は、本会編集グループにご連絡ください。
(TEL. 03-3669-5933 E-mail: editol@isij.or.jp)