環境・エネルギー・社会工学部会「鉄の技術と歴史」フォーラム 第21回フォーラム講演会「日本刀の神秘と科学を探る」

4月から新発足の、環境・エネルギー・社会工学部会「鉄の技術と歴史」フォーラム（指針：日本古来の製鉄法と加工法の技術と歴史を世界史的･科学的に研究し、学問的課題の解明を目指すと共に、新たな鉄鋼技術のシーズを探求する）の、第２１回フォーラム講演会「日本刀の神秘と科学を探る」を下記により開催いたします。 本講演会は、公益財団法人日本刀文化振興協会（略称：刀文協）と共催で、1）日本刀に関する歴史・考古、2）日本刀の技術（作刀、研磨、刀装、大鍛冶など）、3）日本刀の科学（金属・冶金的）などのテーマを取上げ、シリーズとして企画開催するものです。 今回の講演会は「キックオフ」いうこともあり、下記の各論を重点的に取上げ、参加者を交えた総合討論を通じ今後の開催に資したいと考えています。多数会員のご参加をお待ちしております。 　 １．日　時： 2010年4月24日（土）　9：50～17：00 ２．会　場： 千葉工業大学　津田沼キャンパス　新１号棟　３階　大会議室 ３．交　通： JR総武線津田沼駅下車　南口より徒歩５分　JR総武快速電車：東京―津田沼約３０分 ４．共　催： 公益財団法人日本刀文化振興協会 ５．協　賛： たたら研究会、日本鉱業史研究会、日本民具学会、産業考古学会鉱山金属分科会、製鉄遺跡研究会　トキ･タカ基金 ４．講演プログラム： 司会　フォーラム幹事　佐藤　公昭 　9:50～10:00 開会挨拶 フォーラム座長　高橋禮二郎 　 講演会趣旨説明 講演会コーディネーター　土子民夫 　10:00～11:00 砥石と研磨 -わが国の豊富な天然砥と各種研磨の関係について体験に基づく逸話を語る- 並川平兵衛商店　並川　龍彦 　11:00～12:00 刀剣研磨の技術とその変遷 -研磨工程、古今の名刀とその研磨、史的推移などを映像を交えて解説する- 研師・刀文協　小野　博 　12:00～13:00 昼食・休憩 　 　13:00～14:00 日本史における刀剣の位置 -巷間やや実態と乖離した情報が流布する日本刀を、有職故実から検証する- 国際日本文化研究センター、国立歴史民俗博物館　近藤　好和 　14:00～15:00 日本刀製作プロセスの科学的合理性 -「折れず、曲がらず、よく切れる」日本刀の科学的合理性について解説する- （株）日本製鋼所　佐々木直彦（胤成） 　15:00～15:10 休憩 　 　15:10～16:50 総合討論会 司会　元川崎製鉄（株）　野崎　努 　16:50～17:00 閉会挨拶 千葉工業大学　寺島　慶一 　17:10～19:10 懇親会（千葉工業大学　津田沼キャンパス　新1号棟　20階　展望ラウンジ） ７．参加費： （1）講演会：2,000円　（2）懇親会：3,000円（当日会場受付でお支払い下さい） ８．参加申込み： こちらからお申込み下さい。→ ※申し込みは終了致しました。 ９．申込み締切日： 2010年4月16日（金） 問合せ・申込み先： 　　「鉄の技術と歴史」フォーラム事務局 　　千葉工業大学　工学部　機械サイエンス学科　寺島慶一 　　千葉県習志野市津田沼2-17-１ 　　FAX：047-478－0329　E-mail：keiichi.terashima@it-chiba.ac.jp