最近、計算科学の進歩にともなって製造プロセスのシミュレーション技術が急速に発展してきている。その結果、従来では解明が困難な複雑な現象についてもそのメカニズムが理論的に解明され製造工程の効率化・改善などがなされてきた。今回は鋳造工程および圧延工程の分野で開発されてきたシミュレーション技術の現状を両工程の研究者・技術者が同じ場で議論をし、それぞれの問題点・課題などを相互に理解し合い、今後の研究・開発活動のヒントになることを目標とした。今回、シミュレーションを合同講演会のテーマとして取り上げ、両分野に共通する視点、特徴的に取り上げていくべき問題などについて理解を深めたく、多数の関係者の参加と活発な議論をお願いしたい。

1. 開催日時：2016年1月8日（金）13:00～17:15
2. 会場：東京電機大学　1号館1階100周年記念ホール3. プログラム
13:00～13:05　開会挨拶13:05～13:40　①マクロ偏析シミュレーションモデルの構築13:40～14:15　②フェーズフィールド法を利用した凝固組織形成過程の解析14:15～14:50　③セルオートマトン法による凝固シミュレーション14:50～15:00　休憩
15:00～15:35　④オーステナイト系ステンレス鋼の半溶融加工時の変形解析15:35～16:10　⑤熱間圧延における製鋼介在物変形挙動の計算機シミュレーション16:10～16:45　⑥微視的楕円空孔モデルによる延性破壊評価16:45～17:10　総合討論17:10～17:15　閉会挨拶4. 参加費：無料〈両フォーラムの会員以外の参加者も歓迎いたします〉
5. 参加申込：氏名、ご所属、連絡先（TEL.、E-mail）を下記宛てにご連絡下さい。
6. 申込締切日：2015年12月21日（月）17:00まで
申込・問い合わせ先：