シンポジウム
社会鉄鋼工学部会
3月28日 第7会場
社会鉄鋼工学部会/環境・エネルギー工学部会
「資源と環境を考慮した素材戦略モデル開発に関するシンポジウム」
〔シンポジウム資料は開催当日会場入口にて頒布,参加費:1,000円〕
13:00~13:05 開会挨拶 稲葉敦(東大)
司会:米澤公敏(新日鐵)
13:05~13:25 「資源と環境を考慮した素材戦略モデル開発」 稲葉敦(東大)
13:25~13:45 「日本およびアジアにおけるベースメタル物質フローの将来予測」 松野泰也(東大)
13:45~14:05 「スクラップのアジア大、世界規模でのマテリアルフロー」 林誠一(S.S.R)
14:05~14:25 「プラスチック素材と金属素材の関連」 平尾雅彦(東大)
14:25~14:45 「産業連関表を利用した廃棄物排出量と産業間連鎖の分析」 近藤康之(早大)
14:45~15:05 「素材の特徴と代替性の考え方」 中村崇(東北大)
司会:中村崇(東北大)
15:20~15:40 「金属素材のリサイクルにおける未利用資源の回収とマテリアルフロー」 長坂徹也(東北大)
15:40~16:00 「アジア域における循環資源の越境移動と再利用」 村上進亮(国環研)
16:00~16:20 依頼講演「レアメタル関連講演」 朝日弘(経産省)
16:20~16:40 依頼講演「鉄鋼原料(鉄鉱石、石炭、マンガン)関連講演」 長野研一(新日鐵)
16:40~17:00 依頼講演「ニッケル資源の鉄鋼業へのサプライヤーとしての戦略」 大山正紀(住金鉱山)
司会:長坂徹也(東北大)
17:00~17:30 総合討論
社会鉄鋼工学部会
3月29日 第7会場
「鉄鋼研究をキーテクノロジーとしたイノベーション
-他分野との融合による新しい価値の創造を図る」
〔シンポジウム資料は開催当日会場入口にて頒布,参加費:無料〕
13:00 開会挨拶 長谷川史彦(東北大)
座長:長谷川史彦(東北大)
13:00~13:40 基調講演「知の連携・融合によるイノベーション創出」 吉川弘之(産総研)
モデレーター:渡邉政嘉(経産省)
13:50~15:55 「知の連携・融合によるイノベーション創出(パネルディスカッション)」
パネリスト:井口泰孝(八戸高専)、射場英紀(トヨタ自動車)、江尻正員(横断型基幹科学技術研究団体連合)、
大下滋(新日鐵)、丸山正明(日経BP)
13:50~14:50 パネリスト講演
14:50~15:50 総合討論
15:50~15:55 まとめ 渡邉政嘉(経産省)
15:55~16:00 閉会挨拶 長谷川史彦(東北大)
材料の組織と特性部会
3月27日 第14会場
「体心立方系チタン合金の新しい展開」研究会成果報告会
〔シンポジウム資料は開催当日会場入口にて配布,参加費:無料〕
9:00~ 9:05 開会挨拶 研究会主査 萩原益夫(物材機構)
座長 藤井秀樹(新日鐵)
9:05~ 9:40 日本チタン産業の現状、将来展望 *秋山俊一郎(日本チタン協会)
9:40~10:20 Ti素材製造の現状とDC-ESR装置を用いた研究事例 *竹中俊英、川上正博(豊橋技科大)
10:20~10:45 β型チタン合金Ti-20V-4Al-1Snの諸特性に及ぼす冷間加工の影響 *松本啓、前田尚志(住金)
座長 前田尚志(住金)
10:55~11:20 Ti-Al-Fe系およびTi-Al-Fe-Mo系チタン合金の強化熱処理とβ相の組織変化
*森健一、藤井秀樹(新日鐵)
11:20~11:45 TiNb基生体用超弾性合金の集合組織制御と高機能化 *稲邑朋也、細田秀樹(東工大)
11:45~12:10 Ti-Nb合金の超弾性特性に及ぼす内部組織及び添加元素の影響 *金熙榮、宮崎修一(筑波大)
12:10~12:15 閉会挨拶 研究会主査 萩原益夫(物材機構)
材料の組織と特性部会
3月28日 第11会場
「機能材料としてのステンレス鋼の特性と利用技術」自主フォーラム
シンポジウム「ステンレス鋼の表面機能の多様化」
〔シンポジウム資料は開催当日会場入口にて頒布,参加費:1,000円〕
13:00~13:05 シンポジウム趣旨説明 細井祐三(名大名誉教授)
13:05~14:00 「ステンレス鋼の不動態皮膜の解析と高性能化」 大塚俊明(北大)
14:00~14:55 「ステンレス鋼不動態皮膜の電子構造と光改質」 藤本慎司(阪大)
15:05~15:25 「粗製リン酸によるステンレス鋼の変色挙動」 松橋亮(新日鐵)
15:25~15:45 「外装用塗装ステンレス鋼の汚染とその防止機構」 道野正浩(日金工)
15:45~16:05 「有機酸洗浄処理によるステンレス鋼からの鉄溶出の抑制」 原田和加大(日新)
16:05~16:25 「次亜塩素酸塩環境における二相ステンレス鋼の耐食性」 小林裕(YAKIN川崎)
16:25~16:45 「高合金のメタルダスティング腐食抑制技術」 西山佳孝(住金)
16:45~17:05 「Laves相析出によるステンレス鋼の耐酸化性向上」 井手信介(JFE)
17:05~17:25 総合討論 細井祐三(名大名誉教授)
材料の組織と特性部会
3月28日 第12会場
非破壊電磁計測技術を用いた材料劣化診断の調査研究フォーラム
「組織変化に着目した経年劣化材料の非破壊評価」
〔シンポジウム資料は開催当日会場入口にて配布,参加費:無料〕
座長:高橋正氣、荒克之(岩手大)、今中拓一(旭化成エンジ)
13:00~13:40 「回転曲げ疲労の余寿命予測:電磁超音波共鳴による減衰と非線形量の測定」 平尾雅彦(阪大)
13:40~14:20 「電磁超音波法によるクリープ損傷評価」 大谷俊博(荏原総研)
14:20~15:00 「陽電子消滅を用いた材質劣化の非破壊評価(鉄系材料を中心に)」 白井泰治(阪大)
15:10~15:50 「熱起電力法を用いた金属材料の非破壊評価手法の研究」
上坊寺克郎(原子力安全システム研究所)
15:50~16:30 「磁気的非破壊検査のための動的磁化過程解析」 山口克彦(福島大)
16:30~17:10 「延性脆性遷移温度の物理的意味と磁性との関係」 高橋正氣(岩手大)
材料の組織と特性部会
3月28日 第13会場
「耐熱鋼および耐熱合金の組織安定性と寿命推定」フォーラム
シンポジウム「耐熱鋼・耐熱合金の組織安定性とクリープ変形挙動」
〔シンポジウム資料は開催当日会場入口にて頒布,参加費:1,000円〕
9:00~ 9:05 開会挨拶 フォーラム座長 土井稔(名工大)
9:05~ 9:45 基調講演「高強度9%Cr系耐熱鋼のクリープ寿命と析出挙動」 増山不二光(九工大)
9:45~10:10 「クリープ変形挙動解析による9Cr鋼の寿命支配因子および組織劣化抑制」
阿部冨士雄(物材機構)
10:10~10:35 「領域分割解析法によるクリープ強度評価と許容引張応力の見直し」
木村一弘、澤田浩太、九島秀昭、戸田佳明(物材機構)
10:50~11:15 「弾塑性論から見たラフト組織の安定性と寿命予測への応用」
田中克志、井上暢、岸田恭輔、乾晴行(京大)
11:15~11:40 「TEMでみる合金の3次元ドメイン構造」 波多聰(九大)
11:40~12:05 「Co基耐熱合金」 佐藤順、大森俊洋、及川勝成、大沼郁雄、貝沼亮介、石田清仁(東北大)
13:15~13:40 「耐熱金属材料における耐火金属元素の拡散とその組織安定性」 村田純教(名大)
13:40~14:05 「フェライト系耐熱鋼のΩ値におよぼす微細構造の影響」
光原昌寿、吉田悠(九大・院)、池田賢一、中島英治(九大)、若井隆純(JAEA)
14:05~14:30 「Ti含有オーステナイトステンレス鋼の時効に伴う炭化物およびσ相の析出挙動」
岡田浩一、五十嵐正晃(住金)
14:30~14:55 「γ'析出強化型Fe基超合金の組織安定性と強度に及ぼす合金元素と冷間加工の影響」
野田俊治、植田茂紀、清水哲也(大同)
14:55~15:20 「Ni基耐熱合金の材質劣化に及ぼす分散強化相の形態変化の影響」
斉藤大蔵、吉岡洋明、高久歴(東芝)、松尾孝(東工大)
15:20~15:45 「耐熱材料の組織設計」 竹山雅夫(東工大)
15:45~16:15 総合討論 土井稔(名工大)
16:15~16:20 閉会挨拶
材料の組織と特性部会
3月28日 第16会場
「表面処理皮膜の密着機構2」
-表面処理鋼板の塗膜密着機構解明および評価方法の確立研究会最終成果報告-
〔シンポジウム資料は開催当日会場入口にて頒布,参加費:3,000円〕
司会:安藤聡(JFE)
13:00~13:10 開会挨拶 中前勝彦(金沢工大)
13:10~13:25 「研究会の目的と期待される成果」 和泉圭二(日新)
13:25~13:40 「成果報告書の概要および表面処理鋼板の密着性研究に関する従来知見」 安藤聡(JFE)
13:40~13:55 「研究会における機構解明の進め方と研究会で使用する共通サンプルの明細」 奥村和生(神鋼)
13:55~14:10 「テープ剥離試験方法の整理と問題点」 高橋克(住金)
14:10~14:35 「碁盤目テープ剥離法の再評価」 中村吉伸(阪工大)
14:35~15:00 「標準塗膜試験片を用いたDCB試験片の試作と破壊じん性試験」 今中誠(阪教大)
15:10~15:35 「鋼板塗膜の密着性に関する研究-評価法に関する検討-」 宮入裕夫(東京電機大)
15:35~16:00 「鋼板塗膜の物性と剥離強度及び剥離面解析」 小川俊夫(金沢工大)
16:00~16:25 「鋼板塗膜の摩擦磨耗特性」 木本正樹(大阪府立産業技術総合研究所)
16:25~16:50 「高輝度放射光施設(SPring-8)による残留応力の測定共同実験 前原一宣(ニッテクリサーチ)
16:50~17:15 「ATR-赤外線スペクトルを用いた塗装鋼板の塗膜/鋼板界面における塗膜挙動の検討」
稲垣訓宏(静岡大)
17:15~17:30 総合討論とまとめ 和泉圭二(日新)、中前勝彦(金沢工大)
材料の組織と特性部会
3月29日 第13会場
降伏強度と組織研究会シンポジウム
「鉄鋼材料の降伏強度と組織」研究成果報告
〔シンポジウム資料は開催当日会場入口にて頒布,参加費:6,000円〕
座長 高木節雄(九大)、副座長:東田賢二(九大)、遠藤茂(JFE)
9:10~ 9:15 シンポジウムの趣旨説明 高木節雄(九大)
Aグループ フェライト単相およびオーステナイト単相組織鋼
9:15~ 9:50 「フェライト・オーステナイト単相および二相組織鋼板における降伏強度と集合組織の関係」
井上博史(阪府大)
9:50~10:25 「フェライト単相およびオーステナイト単相組織鋼の降伏強度と組織に関する研究報告(総括)」
駒井伸好(三菱重工)
Bグループ マルテンサイト単一組織鋼
10:35~11:10 「極低炭素マルテンサイト鋼における降伏挙動と転位組織の変化」 中島孝一(九大)
11:10~11:45 「マルテンサイト単相鋼の降伏強度と組織に関する研究報告(総括)」 向井陽一(神鋼)
Cグループ パーライト単一、ベイナイト単一組織鋼、フェライト+セメンタイト組織鋼
13:00~13:35 「パーライト単一組織鋼の降伏強度に影響を及ぼす組織因子について」 鈴木徹也(茨城大)
13:35~14:10 「パーライト単一、ベイナイト単一組織鋼、フェライト+セメンタイト組織鋼の降伏強度と
組織に関する研究報告(総括)」 遠藤茂(JFE)
Dグループ 複合組織鋼
14:20~14:55 「フェライト-オーステナイト複合組織鋼の降伏挙動」 杉本公一(信大)
14:55~15:30 「複合組織鋼の降伏強度と組織に関する研究報告(総括)」 冨村宏紀(日新)
15:30~15:50 総合討論
評価・分析・解析部会
3月28日 第18会場
評価・分析・解析部会 創立10周年記念講演会
15:35~15:40 開会挨拶 副部会長 近藤隆明(JFEテクノ)
15:40~16:10 「部会設立についての思い出」 古谷圭一(東京理科大 名誉教授)
16:10~16:40 「部会設立10年とこれからの活動」 小野昭紘(元新日鐵)
16:40~17:10 「日本鉄鋼協会学会部門「評価・分析・解析」部会の立ち上げ及び活動について」
石橋耀一(JFEテクノ)
3月27日 第19会場
第15回ヤングサイエンティストフォーラム
「計算機支援による材料設計とその手法-Ⅰ」
〔参加費:無料、懇親会費:3,000円。詳細は「ふぇらむ」3号をご参照下さい〕
参加資格:1)鉄鋼協会の会員資格は問いません。
2)どなたでも参加はできますが、原則として35歳以下の方。
13:00~13:05 第15回YSFの趣旨説明 永野隆敏(茨城大)
13:05~14:25 座長:永野隆敏(茨城大)
1.カーボンナノチューブ生成過程における触媒金属の役割に関する分子動力学的考察 *澁田靖(東大)
2.分子動力学法によるアモルファス合金の引張変形挙動解析
*西村正臣(神戸大・院)、屋代如月、冨田佳宏(神戸大)
3.下水汚泥の熱噴流乾燥プロセスシミュレーション *林直人(東北大)、島田荘平(東大)
4.低炭素熱延鋼鈑におけるTiC析出シミュレーション *澤畠篤司(茨城大・院)、榎本正人(茨城大)
14:35~15:35 座長:諏訪嘉宏(物材機構)
5.包晶変態を考慮した炭素鋼の初期γ粒組織形成シミュレーション *佐藤純平、山崎穣、大笹憲一
6.結晶塑性均質化法に基づくトリプルスケール連成解析手法 *只野裕一(慶大)、黒田充紀,志澤一之
7.転位パターニングに基づく微細結晶粒形成に関するマルチスケール結晶塑性シミュレーション
*青柳吉輝(慶大)、志澤一之
15:45~16:45 座長:大出真知子(物材機構)
8.Phase-field法を用いたNi基超合金の組織形成解析 *北嶋具教(物材機構)、J. Wang、原田広史、横川忠晴
9.Phase-field法と均質化法によるFe-C合金の組織・強度評価シミュレーション
*山中晃徳(神戸大・院)、高木知弘、冨田佳宏(神戸大)
10.Phase-field法と結晶塑性論を用いた再結晶組織予測 *高木知弘、冨田佳宏(神戸大)
16:45~16:50 閉会挨拶 永野隆敏(茨城大)
3月29日 千葉工業大学津田沼キャンパス4号館435講義室
材料戦略シンポジウム
「希少資源・元素戦略研究の緊要性と可能性」
主催:材料戦略委員会
共催:日本鉄鋼協会、日本金属学会、日本学術会議材料工学委員会、全国大学材料関係教室協議会
世界は1960年代につぐ経済拡大の時代を迎え、これまで高機能・高付加価値を生み出してきた資源も、急速な消費の拡大と分配の問題が危惧されてきている。昨夏のサンクトペテルスブルクサミットでも資源生産性の向上が世界的な課題としてとりあげられている。その問題の解決のためには、従来の物質・資源利用の延長線から脱却した新たな資源利用と物質・材料化技術を切り開いていくことが必要であり、「代替」「減量」「循環」を推進していく材料技術への期待は極めて大きい。そこで、本シンポジウムでは、関係各省からその重要性の認識と解決の方向について話題を提供いただくと共に、材料系の学会での取り組み例を交流し、希少資源・元素戦略研究をナノテクノロジー研究の成果等も取り込んだ材料科学のひとつの結節点としての展開の発進場と企画している。
司会 馬越佑吉(日本学術会議材料工学委員会委員長)
13:00~13:05 開会の挨拶 影近博(材料戦略委員会委員長)
13:05~13:20 「経済産業省における希少金属代替材料開発プロジェクトについて」 岩野宏(経産省)
13:20~13:35 「文部科学省における元素戦略について」 高橋雅之(文科省)
13:35~13:50 「環境省における資源生産性向上戦略」 紀村英俊(環境省)
13:50~14:05 「JSTにおける元素戦略の検討経緯」 中山智弘(JST)
14:05~14:20 「NEDOにおける稀少金属戦略」 寺本博信(NEDO)
司会 岡田益男(材料戦略委員会副委員長)
14:35~14:50 「日本金属学会における希少資源・資源戦略」 原田幸明(物材機構)
14:50~15:05 「鉄鋼業における希少金属・資源戦略への取り組み」 伊藤叡(新日鐵)
15:05~15:20 「軽金属材料における希少資源と今後の元素戦略」 里達雄(東工大)
15:20~15:35 「資源・素材学会における資源・材料戦略」 中村崇(東北大)
15:35~15:50 「元素戦略研究に対する日本セラミックス協会の取り組み」 岡田清(東工大)
15:50~15:55 閉会挨拶 野城清(全国大学材料関係教室協議会会長)