シンポジウム
社会鉄鋼工学部会
9月29日 第6会場
中国地方のたたら製鉄の成立と発展
〔シンポジウム資料は開催当日会場入口にて頒布,参加費:2,000円〕
司会:河瀬正利(広島大名誉教授)
9:55~10:00 開会挨拶 寺島慶一(フォーラム座長)
10:00~10:40 佐田町の加賀谷たたら・鍛冶屋の概要とその道具について
山崎順子(飯南町教育委員会)、河瀬正利(広島大名誉教授)
10:40~11:20 価谷たたらの発掘調査とその成果
目次謙一(島根県古代文化センタ-)、角田徳幸(島根県埋蔵文化財調査センタ-)
11:20~12:00 明治期在来製鉄業の諸類型と価谷たたら 加地至(県立岡山一宮高等学校)
司会:穴澤義功(たたら研究会)
13:00~13:40 炭素拡散から見た古代及び前近代の鋳鉄脱炭技術 大和田野利郎(九工大名誉教授)
13:40~14:20 製鉄関連遺物の放射性炭素年代測定
山田哲也、塚本敏夫(元興寺文化財研究所)、江波大樹、中村俊夫、小田寛貴(名大)
14:20~15:00 古代及び近世製鉄の鉱石・炉材の鉱物と化学組成 井澤英二(九大名誉教授)
司会:角田徳幸(島根県埋蔵文化財調査センタ-)
15:15~15:55 鳥取県中道東山西山遺跡の発掘調査とその成果 小口英一郎(鳥取県埋蔵文化財センタ-)
15:55~16:35 中国地方における中世製鉄遺跡 上栫武(岡山県古代吉備文化財センター)
16:35~17:15 田儀櫻井家たたら製鉄に関する基礎調査
石原聡(出雲市役所)、西尾克己(島根県教育委員会)、松尾充晶(島根県埋蔵文化財調査センター)
17:15~17:20 閉会挨拶 天辰正義(フォーラム幹事)
材料の組織と特性部会
9月28日-29日 第11会場
「耐熱鋼および耐熱合金の組織安定性と寿命推定」フォーラム
「耐熱材料の組織制御と長寿命化」
〔シンポジウム資料は開催当日会場入口にて頒布,参加費:1,000円〕
9月28日(水)
13:00~13:05 開会挨拶
座長:土井稔(名工大)、竹山雅夫(東工大)
13:05~13:45 基調講演 鋼の組織制御の基礎-相変態、再結晶、粒成長におよぼす析出物の作用-
牧正志(京大)
13:45~14:10 次世代USCプラント用耐熱鋼の組織制御と長寿命化 五十嵐正晃(住金)
14:10~14:35 鍛造型Ni基超合金の組織安定性 柴田尚(日鋼)
座長:村田純教(名大)、五十嵐正晃(住金)
14:50~15:15 低合金鋼マルテンサイトの焼もどしにおける炭化物析出 古原忠(京大)
15:15~15:40 極低炭素耐熱ボルト用鋼の析出物組織のTEM観察 原徹(物材機構)
15:40~16:05 いわゆるMackenzieプロットにおける確率密度の導出について 尾中晋(東工大)
16:05~16:30 Ni-V基三元合金における γ’、γ’’析出組織のTEM観察
小坂井孝生(名工大)
16:30~16:55 体心正方晶Ni3VのMultivariant組織とその熱的安定性 竹山雅夫(東工大)
9月29日(木)
座長:近藤義宏(防衛大)、小坂井孝生(名工大)
9:00~09:40 基調講演 高温、低応力条件下での γ 単相単結晶合金のクリープ 松尾孝(東工大)
9:40~10:05 低合金耐熱鋼の組織変化とクリープ寿命 増山不二光(九工大)
10:05~10:30 9Cr耐熱鋼の高温変形機構と余寿命評価 中島英治(九大)
座長:増山不二光(九工大)、中島英治(九大)
10:40~11:05 高Crフェライト系耐熱鋼における組織自由エネルギー変化
村田純教、國枝知徳、森永正彦(名大)、小山敏幸(物材機構)
11:05~11:30 W含有フェライト系耐熱鋼の主要強化因子の考察 長谷川泰士(新日鐵)
11:30~11:55 18-8系ステンレス鋼の組織変化と寿命推定 南雄介(エヌケーケーシームレス鋼管)
11:55~12:15 単結晶超合金の組織と寿命推定 近藤義宏(防衛大)
12:15~12:20 閉会挨拶
評価・分析・解析部会 部会集会
9月29日 第17会場
特別講演「分析の高度化を志向した超高感度分析技術」
11:00-12:00 講師:本水昌二(岡山大)
分析の質に直接関係する3要素“感度、精度、確度”、及びコスト、迅速性、簡便性、信頼性、
グリーンケミストリー・ゼロエミッション化に優れた分析技術開発を“分析の高度化”と定義するとすれば、
これらをトータルで考えた場合にどのような分析手法が考えられるでしょうか。
ICP-MSは高感度分析手法として優れた分析法であり、多元素同時定量等の目的では分析の高度化に極めて有用な手法です。
しかし、全ての分析目的に必ずしも万能な高度化システムとは言い難いです。
分析の高度化に必須の手法としては、トータル的に考えれば“流れを用いる分析法”が挙げられます。
さらに、流れに様々な前処理を組み込んだコンピュータ制御システム構築により、
より一層高度な分析法開発の可能性が秘められています。
環境・エネルギー工学部会
9月28日 第18会場
「材料リサイクル-材料メーカーへの提言-」
〔シンポジウム資料は開催当日会場入口にて頒布,参加費・資料代:1,000円〕
座長:梅澤修(横浜国大)
9:00~ 9:05 開会挨拶 梅澤修(横浜国大)
9:05~ 9:45 Car-to-Carの視点から見越した鉄鋼材料のあり方 長井寿(物材機構)
9:45~10:25 家電リサイクルの現状と課題 早田輝信(テルム)
座長:鷺山勝(JFE)
10:35~11:15 スチール缶のリサイクルと環境負荷低減への取り組み 堀口誠(東洋製罐)
11:15~11:55 マテリアルリースの勧め 中村崇(東北大)
11:55~12:00 閉会挨拶 鷺山勝(JFE)
環境・エネルギー工学部会・材料の組織と特性部会
9月29日 第19会場
「環境調和型鉄鋼材料の現状と今後の展望(1)
-環境負荷物質フリー材料・技術を中心に-」
〔シンポジウム資料は開催当日会場入口にて頒布,参加費・資料代:1,000円〕
環境・エネルギー工学部会 鷺山勝(JFE)
材料の組織と特性部会 宮坂明博(新日鐵)
9:10~ 9:15 開会挨拶
9:15~10:00 基調講演 環境調和材料の基本的要件・評価指標と将来展望 原田幸明(物材機構)
10:00~10:45 基調講演 製品含有特定化学物質の使用規制、管理・規格化の動向と我が国の環境戦略 湯本啓市(経済産業省)
10:45~11:15 自動車における環境負荷物質低減の現状・展望と鉄鋼材料への期待 須藤俊太郎(トヨタ自動車)
11:15~11:45 家電における環境負荷物質低減の現状・展望と鉄鋼材料への期待 長沼仁(松下テクノリサーチ)
12:45~13:15 住宅における環境負荷物質低減の現状・展望と鉄鋼材料への期待 辻本吉寛(積水ハウス)
13:15~13:45 化成処理における環境負荷物質低減の現状と今後の展望 松下忠(日本パーカライジング)
13:45~14:15 塗料における環境負荷物質低減の現状と今後の展望 池永良樹(日本ファインコーティングス)
14:15~14:45 クロメートフリー表面処理鋼板開発の現状と今後の展望 宮坂明博(新日鐵)
14:45~15:15 クロメートフリーを含む家電用表面処理鋼板の耐食性試験法の現状と今後の展望 藤田栄(JFE)
15:30~16:00 鉛フリー表面処理鋼板開発の現状と今後の展望 武津博文(日新)
16:00~16:30 鉛フリー快削鋼開発の現状と今後の展望 橋村雅之(新日鐵)
16:30~16:55 総合討論
16:55~17:00 閉会挨拶
育成委員会
9月28日 第18会場
育成委員会 第12回ヤングサイエンティストフォーラム
「最新モノつくりテクノロジーII」
〔参加費:無料、懇親会費:3,000円。詳細は「ふぇらむ」9号をご参照下さい〕
参加資格:1)鉄鋼協会の会員資格は問いません。
2)どなたでも参加はできますが、原則として35歳以下の方。
13:00~14:10 第12回YSFの趣旨 宮下幸雄(長岡技科大)
13:10~14:50 講演会Ⅰ 座長 松丸幸司(長岡技科大)
1.低温靭性および溶接性に優れた建産機用耐摩耗鋼・高張力鋼の開発
室田康宏、貞末照輝、諏訪稔、三田尾眞司(JFE)
2.SPS法によるナノ粒子添加Ti5Si3/Ti合金複合材料の組織制御
住田雅樹、近藤勝義(東大)、齊藤由佳、村田清(芝浦工大)
3.NiAlの浮揚溶解・凝固と特性評価 津吉恒武、松木一弘、佐々木元、柳沢平(広島大)
4.大気圧プラズマ法を利用したモノつくり技術 中山忠親(長岡技科大)、関野徹、楠瀬尚史(阪大)、新原晧一(長岡技科大)
15:00~16:40 講演会Ⅱ >座長 磯部浩巳(長岡技科大)
5.自己き裂治癒を用いたセラミックス部品の新加工プロセス 中尾航、安藤柱、高橋宏治(横浜国大)
6.浸炭熱処理品の穴加工による穴内面近傍への圧縮残留応力の生成とその制御 瀬川俊明、松原正巳(ジヤトコ)、笹原弘之(東京農工大)
7.5軸制御マシニングセンタにおける直進軸と旋回軸の動的同期精度 佐藤隆太、堤正臣(東京農工大)
8.新材料開発と新製造プロセスの創生 松丸幸司(長岡技科大)
16:40~16:50 総括 松丸幸司(長岡技科大)
17:30~ YSFパーティー
材料工学教育研究集会
「法人化後の大学評価」
9月30日 金属学会E会場
(広島大学 総合科学部東講義棟1階K107)
主催:全国大学材料関係教室協議会
共催:日本金属学会、日本鉄鋼協会、日本学術会議金属工学研究連絡委員会、
日本学術会議物質創製工学研究連絡委員会金属材料専門委員会、金属連合協議会
大学評価において2004年は大きな転換点となりました。
特に国立大学法人が発足して定期的な評価が義務付けられただけでなく、全ての大学に対して定期的な認証評価が
義務付けられて認証評価機関も発足しています。
2006年には具体的な評価活動が進んでいくと予想されます。
これらの評価はどのように行われるのか、そしてその評価によって大学はどうなっていくのか。
今回は、大学評価・学位授与機構に関係されてきた、そしてされている先生に講師をお願いし、
大学評価・研究評価のあり方について検討する機会を企画しました。
司会 黒田光太郎(名大、全材協副会長)
13:00~13:05 開会挨拶 井口?孝(東北大、全材協会長)
13:05~13:55 大学機関別認証評価の現状 佐久間健人(大学評価・学位授与機構)
14:05~14:55 英国の大学における研究評価-RAE2001から2008への動き- 岩田末廣(広島大)
14:55~15:00 閉会挨拶 牧正志(京大、全材協副会長)