材料の組織と特性部会では、本部会で対象とする分野の中から重要と思われるいくつかのテーマを取り上げ、その分野の研究の活性化を図るためにフォーラムを設置しております。
2023年度は新たに2つのフォーラムを設置いたします。活動期間は、2023年3月1日から2025年2月28日までの2年とし、特に活動の継続を必要とする場合には更新することもあります。またフォーラムには運営費が配分されます。 下記フォーラムへの参加を希望される本部会登録会員は、(1)氏名(2)所属(3)電話番号(4)電子メールを明記の上、下記の世話人へ直接ご連絡下さい。 1.「若手金属材料研究者の交流」フォーラム
趣旨:産業界の基幹材料の一つである金属材料の研究・開発・製造を一貫して行うためには産学官の研究者が相互に協力することが重要となる.本フォーラムでは、将来の金属材料の発展を担う産学官の若手研究者および博士後期課程学生の交流促進を目的に,最新の研究成果について自由に討論を行うことのできる場を設ける。また、第一線で活躍されている研究者を講師としてお招きし、研究者としてのキャリアアップや必要とされる能力などについて学ぶ。
世話人(代表者):金沢大学 理工研究域機械工学系、古賀紀光 TEL.076-234-4729、 E-mail: koga-norimitsu@se.kanazawa-u.ac.jp 2.「2050 年エネルギー変換に向けた耐熱金属材料の信頼性評価」フォーラム
趣旨:2020 年以降は世界的に脱炭素化の潮流が激しくなり、我が国においてもその実現を目指して電力供給システムやエネルギー利用転換に向けた動きが盛んになっている。当該フォーラムでは、2021~2022 に活動した自主フォーラムにおいて抽出した 2050年エネルギー変革に向けて取り組むべき耐熱金属材料課題のうち主に二課題(1クリープ疲労・経年劣化及び2高温水素環境下での材質劣化)を取り上げて、参画機関による共同調査・議論を実施すると共に、従来課題に関する議論・脱炭素化に向けた更なる動向調査を行う。
世話人(代表者):東京工業大学 物質理工学院材料系、小林覚 TEL.03-5734-3585、E-mail: kobayashi.s.be@m.titech.ac.jp |