シンポジウム
社会鉄鋼工学部会
3月30日 第5会場
安全・快適なシステム構築研究フォーラム
「安全のレベルを向上させるにはどうしたらよいのだろうか?」
-安全・快適なシステム構築研究7-」
〔シンポジウム資料は開催当日会場入口にて配布,参加費:無料〕
9:00~12:00
1.「安全・快適なシステム構築研究フォーラム」紹介 辛島恵美子(安全学研究所)
2.「システムや設備・機器の安全性、信頼性などをコストとの関連で評価するプロセス」
田中眞一(研友社)
3.「機械類のリスク低減と組織の安全文化について」 池上詢(京大名誉教授)
4.「リスク評価の進歩・応用・規格化を考える」 熊本博光(京大)
5.「安全を図る教育活動とその根付きについて」 辛島恵美子(安全学研究所)
6.「大学での安全教育-学生自身に気づかせ、考えさせ、実践させる-」 片倉啓雄(阪大)
7.「広義のものづくりにおける安全追求の考え方」 野田忠吉(住友精密社友)
8.「安全人育成教育における“心の教育”について」 丸川雄浄(住金社友)
3月29日 第12会場
矯正工程の高精度化・高機能化研究会最終報告
「矯正技術の現状と新しい潮流」
〔シンポジウム資料は開催当日会場入口にて頒布,参加費:会員 2,000円,非会員 6,000円〕
9:50~10:00 開会挨拶 座長:阿髙松男(東京電機大)
座長:阿髙松男(東京電機大)
10:00~10:30 「電子部品用極薄ステンレス鋼板のスプリングバック解析に及ぼす応力の
引張圧縮非対称性の影響」
*桑原利彦、斎藤怜奈(東京農工大)、平野孝明、大橋信昭(日金)
10:30~11:00 「確率的最適化手法によるロバストなテンションレべリング矯正条件の決定」
*濱崎洋、日野隆太郎、吉田総仁(広島大)、Vassili Toropov(Univ. of Leeds, UK)
11:00~11:30 「厚板のロール矯正における曲がり不良の動的陽解有限要素解析」 山下実(岐阜大)
11:30~12:00 「板材矯正工程における表面ひずみおよび板厚と矯正条件の関係」
瀬川明夫(金沢工大)
座長:淺川基男(早大)
13:00~13:30 「矯正中の板材の変形挙動と矯正効果」
*阿髙松男、玉木滋矩、渡邉崇寛(東京電機大)
13:30~14:00 「API X80の機械的特性に及ぼす冷間矯正の影響」
*Youngjin Jung、Changkyu Jung、Sungryong Ryoo、Changsun Lee(POSCO)
14:00~14:30 「新型式知能圧延機の開発」
*小川茂、山田健二、白石利幸、東田康宏、左田野豊、小林清、塩見直樹(新日鐵)、
林寛治、佐古彰、松田裕、池本裕二(三菱日立製鐵機械)、古元秀明(三菱重工)
14:30~15:00 「形鋼のロール矯正プロセスの有限要素解析」 早川邦夫(静岡大)
座長:阿髙松男(東京電機大)
15:10~15:40 「棒線のローラーレベラー矯正における実験的・理論的解析」
*淺川基男(早大)、入沢辰之介、相澤重行、永平めぐみ、濱田亮太(早大)
15:40~16:10 「細線の機械矯正および温間矯正における実験的解析」
*淺川基男、柏山大、内藤正雄、占部元彦、吉田将太(早大)
16:10~16:40 「極細線の引張り矯正加工とローラ矯正加工」
*吉田一也、杉山剛、佐藤寛之(東海大)
16:40~17:10 「鋼管の真円矯正」 *吉村英徳、三原豊、出宮久士(香川大)
17:10~17:30 総合討論
材料の組織と特性部会
3月29日 第14会場
電磁計測技術を用いた材料劣化診断の調査研究フォーラム
「組織変化に着目した経年劣化材料の非破壊評価」
〔シンポジウム資料は開催当日会場入口にて配布,参加費:無料〕
13:00~13:10 開会挨拶 フォーラム座長 鎌田康寛(岩手大)
13:10~13:50 「非鉄合金の電気比抵抗測定による組織評価」 小松伸也(関西大)
13:50~14:30 「非線形超音波によるボイラ配管溶接部のタイプIV損傷の検出」
*大谷俊博(湘南工科大)、川嶋紘一朗(超音波材料診断研究所)、Michael Drew(ANSTO)
14:30~15:10 「9-12%Cr系耐熱鋼のクリープに伴う組織変化と材質劣化の特徴」
*澤田浩太、九島秀昭、木村一弘、田淵正明(物材機構)
15:20~16:10 「超音波と渦電流による鋳鉄の材質評価」
*阿部利彦(IFG)、内一哲哉、高木敏行(東北大)
16:10~16:40 「フォーラム活動ラウンドロビン試験報告」
*鎌田康寛、菊池弘昭、小林悟(岩手大)、大谷俊博(湘南工科大)、上坊寺克郎(INSS)、
黒崎健(阪大)、佐藤公法(学芸大)
16:40~16:50 閉会挨拶 大谷俊博(湘南工科大)
ステンレス鋼における合金元素の役割とその省資源化技術自主フォーラム
「ステンレス鋼の強度・加工性に及ぼす合金元素の影響と省資源化鋼の開発動向」
〔シンポジウム資料は開催当日会場入口にて頒布,参加費:1,000円〕
13:00~13:05 シンポジウム趣旨説明 自主フォーラム座長 細井祐三(名大名誉教授)
座長:冨村宏紀(日新)
13:05~13:45 基調講演「オーステナイト系ステンレス鋼の機械的性質に及ぼす結晶粒径の影響」
高木節雄(九大)
13:45~14:05 「高窒素オーステナイト鋼の変形と破壊の階層的解析」
小島真由美(茨城大/物材機構)
14:05~14:25 「Cr-Mn-Niオーステナイト系ステンレス鋼の加工性に及ぼす合金元素の影響」
大嶋貴之(日金工)
14:25~14:45 「オーステナイト・フェライト系2相ステンレス鋼薄板の成形性」
及川誠(YAKIN川崎)
座長:池上雄二(YAKIN川崎)
14:55~15:15 「省資源型準安定二相ステンレス鋼の加工性」 藤沢光幸(JFE)
15:15~15:35 「省資源に寄与する高加工性フェライト系ステンレス鋼」 石丸詠一郎(NSSC)
15:35~15:55 「フェライト-マルテンサイト複相組織ステンレス鋼の諸特性」 平川直樹(日新)
15:55~16:15 「省資源に寄与するばね用Cr系ステンレス鋼」 安達和彦(住金)
16:15~16:35 「Ni含有オーステナイト鋼を代替するフェライト系ステンレス鋼の特性」
石川浩一(大同)
16:35~17:00 総合討論 細井祐三(名大名誉教授)
3月29日 第16会場
「建材用塗装鋼板の端面防錆機構解明および寿命予測」研究会成果報告会
〔シンポジウム資料は開催当日会場入口にて頒布,参加費:1,000円〕
13:00~13:20 研究会概要 篠原正(物材機構)
13:20~13:40 「表面処理鋼板の端面腐食による生成した腐食生成物の観察」 田原晃(物材機構)
13:40~14:00 「亜鉛系表面処理鋼板上の腐食生成物の経時変化−in-situラマン散乱分光測定」
大塚俊明(北大)
14:00~14:20 「レーザ加工法による表面処理鋼板への模擬端面形成とその腐食挙動」
坂入正敏(北大)
14:30~14:50 「走査型ケルビンプローブによる建材用塗装めっき鋼板の端面防食機構の解析」
武藤泉(東北大)
14:50~15:10 「乾漆繰り返し環境での表面処理鋼板の端面腐食とクロメートの役割」
西方篤(東工大)
15:10~15:30 「端面腐食センサによる塗装鋼板のモデル解析」 元田慎一(東京海洋大)
15:40~16:30 総合討論 司会 篠原正(物材機構)
3月30日 第13会場
「超強加工の材料科学」研究会最終報告会
「超強加工 Q&A」
〔シンポジウム資料は開催当日会場入口にて頒布,参加費:4,000円〕
座長:梅本実(豊橋技科大)、副座長:戸高義一(豊橋技科大)
9:25~ 9:30 開会挨拶
9:30~10:00 「超強加工を写真で見る」 宝野和博(物材機構)
10:00~10:30 「鉄鋼材料における超強加工とその重要性」 梅本実(豊橋科技大)
10:30~11:00 「高温型動的再結晶と低温型動的再結晶」 三浦博己、酒井拓(電通大)
11:00~11:30 「バルク超強加工における微細組織の形成」 堀田善治(九大)
11:30~12:00 「超強加工により作製されたナノ組織バルク金属材料の力学特性」 辻伸泰(阪大)
13:00~13:30 「表面超強加工により形成する微細組織」 戸高義一(豊橋科技大)
13:30~14:00 「現場で見られる超強加工」 瀬沼武秀(岡山大)
14:00~14:40 総合討論「超強加工をこれからどう活かすか」 司会:長井寿(物材機構)
14:40~14:45 閉会挨拶
資源循環フォーラム
「鉄鋼業におけるレアメタルの高度利用と循環」
〔シンポジウム資料は開催当日会場入口にて頒布,参加費:2,000円〕
座長:井上亮(東北大)、副座長:山本高郁(阪大)
13:00~13:05 開会挨拶 フォーラム主査 有山達郎(東北大)
13:05~13:45 基調講演「レアメタル資源の枯渇と安定供給」 西山孝(京大名誉教授)
13:45~14:10 「レアメタルの国際マテリアルフロー」 原田幸明(物材機構)
14:10~14:35 「レアメタルが鉄鋼にもたらしているもの」 今葷倍正名(芝浦工大)
14:35~15:00 「製鋼におけるレアメタルの挙動」 月橋文孝(東大)
15:10~15:35 「特殊鋼製精錬におけるレアメタルの熱力学」 森田一樹(東大)
15:35~16:00 「鉄鋼プロセスを活用した鉄鉱石からのレアメタル回収」 井上亮(東北大)
16:00~16:25 「メタルの二相分離を利用したレアメタル回収と鉄循環」 山本高郁(阪大)
16:25~16:45 総合討論
産発プロジェクト展開鉄鋼研究成果報告会
「中性子利用鉄鋼評価技術の現状と展望-鉄鋼の元素機能解明への挑戦-」
〔シンポジウム資料<事前予約が必要>は開催当日会場入口にて配布,参加費:無料〕
9:00~9:05 開会の挨拶
中性子利用鉄鋼評価技術の基礎検討に係る研究チーム主査 友田陽(茨城大)
-中性子鉄鋼研究への招待-
座長:佐藤馨(JFE)
9:05~9:45 「中性子で何がわかるのか?-中性子実験のABC-」 鈴木國弘(JAEA)
9:45~10:15 「中性子回折による応力解析(J-PARC・匠を中心に)」ステファヌス ハルヨ(JAEA)
10:15~10:45 「中性子粉末構造解析(J-PARC・iMATERIAを中心に)」 石垣徹(茨城大)
座長 杉山 昌章(新日鐵)
10:50~11:20 「中性子産業利用の展望」 林眞琴(茨城県)
11:20~11:50 「鉄鋼のナノ構造評価に有効な中性子小角散乱・反射率測定法」 鈴木淳市(JAEA)
-平成18年度産発プロジェクト展開鉄鋼研究「中性子利用鉄鋼評価技術の基礎的検討に係る研究」の
活動報告-
座長 白神 哲夫(JFE条鋼)
12:50~13:10 「産発プロジェクトが拓いた新しい挑戦」 友田陽(茨城大)
13:10~13:30 「スポット溶接部の局所残留応力評価への挑戦」 鈴木環輝(新日鐵)
13:30~13:50 「小角散乱による鉄鋼微細組織定量化への挑戦」 大沼正人(物材機構)
13:50~14:10 「鉄鋼中ナノ析出物のサイズ分布評価への挑戦」 安原久雄(JFE)
14:10~14:30 「高窒素マルテンサイト鋼の焼戻し挙動と中性子小角散乱を用いた
ナノレベル組織解析への挑戦」 成田修二(大同)
座長 清水哲也(大同)
14:35~15:55 「サブミクロンサイズの微細鋼中介在物,析出物の粒径分布測定への挑戦」
谷山明(住金)
14:55~15:15 「小角散乱による異常さび層の健全性評価と反射率測定による
多層膜界面トラップ水素評価への挑戦」 中山武典(神鋼)
15:15~15:35 「その場中性子回折による高温加工中・後の組織形成機構解明への挑戦」
徐平光(茨城大)
15:35~15:55 「その場中性子回折による鉄鋼の引張変形機構解明への挑戦」 諸岡聡(横国大)
15:55~16:00 総括および閉会の挨拶 小松原道郎(JFE)
3月30日 東京工業大学大岡山キャンパス西9号館3階W935
材料工学教育研究集会「JABEE設立10周年にあたって」
主催:全国大学材料関係教室協議会
共催:日本鉄鋼協会、日本金属学会、材料連合協議会
日本技術者教育認定機構(JABEE : Japan Accreditation Board for Engineering Education )は1999年11月19日に設立され、今年は設立10周年を迎えます。JABEEは、技術系学協会と密接に連携しながら技術者教育プログラムの審査・認定を行ってきました。これまでに約360のプログラムを認定し、材料分野では9のプログラムを認定しています。
2000年の技術士法の改定により、JABEEプログラムを修了して卒業するものは、技術士第一次試験が免除され、登録によって直ちに技術士補の資格が与えられて、その後最低4年の実務経験(修士は2年と換算)を経たのちに技術士第二次試験を合格すれば、技術士の資格が得られるようになっています。
技術者教育の実質的同等性を認め合うワシントン協定に、JABEEは2001年の総会で暫定加盟、2005年の総会で正式加盟が認められています。
今回は、10周年を迎えるJABEEの課題と材料分野におけるJABEE活動について報告していただき、JABEEについての認識を深める機会となることを願って企画しました。
司会:吉田豊信(東大、全材協副会長)
13:00~13:05 開会挨拶 黒田光太郎(名大、全材協会長)
13:05~13:55 「10年目を迎えたJABEEの課題」 福崎弘(JABEE専務理事)
14:05~14:55 「材料分野におけるJABEEの活動」 木村雄二(ISIJ/JABEE委員会委員長)
14:55~15:00 閉会挨拶 碓井建夫(阪大、全材協副会長)